リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

曲がった性格

2006-06-14 23:10:02 | 琵琶湖”逍遙”撮影記

 偉大なる人物と大河長江は
平然とまがった道をゆく

「断章」 ニーチェ (大山定一訳)

 4,5年前の中日新聞「けさのことば」にあった。
おもしろいと思って書き留めておいた言葉だ。

 大河長江にもダムが出来る時代。曲がっていることは難しいのだが、見事に曲がった水田を教えて貰った。
 山里の棚田はともかくとして、平野の水田でこれだけ曲がっているのは今では珍しいと思う。

 ボクは、曲がったモノが大好きな性格である。
コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時のうつろい | トップ | コイの話 »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
曲者 (washu-r)
2006-06-14 23:58:07
曲者(くせもの)は、まんざら悪い意味ばかりじゃないですよね。



写真の田んぼ、平野とはいえ、わずかな高低差があるようにも見えますが・・・。



いい風景ですね。





ご都合がつくようなら、一度、「黄鐘会」に来てください。
返信する
曲がるのは (ka_ore)
2006-06-15 11:34:48
はじめまして。

とはいえ、時々読ましていただいています。



写真の田は、耕地(区画)整理がされているようですが、なぜ直線にしなかったのでしょう。

それはともあれ、田んぼの畦の曲がるのは、陰湿で長期にわたる侵食のせいだと思っています。隣の田の耕作者が抜け目のない人で、自分がいい加減な田の管理をしていますと、10年で15cmは侵食されますね。

それが幾世代にもわたって、知らないうちに大きく曲がってしまいます。そして、土地の売買のときに境界で一揉めします。

恐らく写真の場合は、区画整理の際に地権者の間で解決できず、曲がったまま残されたのだと推測します。



直線が曲がるのも、曲線が真っ直ぐになるのも、力次第です。

大河の場合は自然の力、田んぼの畦は人間の力、そのせめぎ合いの結果でしょう。



味消しのコメントでごめんなさい。

私は、無力な人間で、いつも凹まされていますから、つい書いてしまいました。
返信する
オカヤマの場合 (soh-01)
2006-06-15 16:19:02
 水路の蛇行、田んぼに水を引くための工夫だそうです。

以前記事にしているので、TBしておきます。
返信する
曲がったはなし (ニイムラ)
2006-06-15 21:20:25
にはコメントが多いのだね。

この水田の場所は瀬田川沿い、滋賀県の大津市内です。県庁所在地にあるといのがいいですね。

 地形的にはわっしーの説が一番近そうですがその他の理由も関連しています。

 この水路にはナマズがいました。
返信する
イギナシ (ぬのむら)
2006-07-19 18:05:26


世界遺産ものです。コンクリでない水路もいい。

わたしいる世田谷にも、きれいなカーブをえがいた道がある。多分川か用水路沿いの農道のなごりだ。現風景を想像してエツにいっています。



ニーチェがでるあたり凄いな~!

アインシュタインの空間論のように

この世も宇宙も曲がっているのが自然です。

ちなみにわたしは左カーブの左巻き。
返信する

コメントを投稿

琵琶湖”逍遙”撮影記」カテゴリの最新記事