リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

医者たちの秘めた愉しみ

2014-02-25 00:28:44 | 原発情報
も う10年ほど前になるけれども、自分の住んでいる岐阜県が福井の原発から100kmもないことに突然のように気づいた。大学時代から原発の予定地で環境調 査、また完成後の原発での水中作業などをしていたから、原発というのはごく身近な存在で、危険性というのは感じていなかったのだが、ほんとに、あるとき急 に不安になったのだった。

 そこでボクがしたことというのは、安定ヨウ素剤を入手するということだった。ねっとで探しても販売しているところはない。海外のサイトを探してみたが、安定同位体剤というものは見つけ出せなかった。
 代わりに見つけたモノは、サプリメントのヨウ素錠だった。それでも無いよりはましかと30本(!)注文して手に入れた。
 そのサプリメントを浜松に住む姪っ子に5本ほど渡した。もし浜岡で事故があったら飲むようにと
 残りの数本をモリノの姪っ子の母に渡した。福井で何か起こったら飲むようにと

 結局、そのサプリメントはラオスの知人の奥さんがが妊娠したときに、通常のサプリメントとして使ったぐらいで、期限切れとなった。

 だから、医者では無い素人が、安定ヨウ素剤を探そうとしても簡単には手に入らないことをよく知っている。
 他人の恐怖心が医者には判らない。とモリノの病気のトキにひしひしと感じた。だから、驚きはないニュースなのだが、3年間そのことを秘匿した学生たちにはすこし、がっかりしている。

 
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