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リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

板取川 揚水ダム建設中止 

2006-02-02 21:09:03 | アユの流し目/雑記帳
 素直に喜びたいニュースだ。工事は始まっていて、元の自然は破壊されてしまった部分はある。しかし、ダムができなければ、最悪の事態は回避されたといえる。よかった。

 板取の友人たちのグループ「大釜倶楽部」からのメールです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

みなさん、ご無沙汰していました。
大釜倶楽部HP管理人です。

本日、中部電力は、川浦水力発電所(揚水式)の計画を中止することとし、地元市町をはじめ関係各所に申し入れを行ったということです。

川浦の西ヶ洞谷は助かりました。
あとは、傷だらけになった川浦をどうするのか、重く大きな問題が残っています。

これまでの皆様方のご支援に深く感謝いたします。
ほんとうに、ありがとうございました。

とりあえず、ご報告まで。

中部電力 プレスリリース

以下中部電力 プレスリリーステクスト版
:::::::::::::::::::::::::::::::::::
川浦水力発電所および武豊火力発電所5号機計画の中止について
平成18年2月2日
中部電力株式会社

 当社は、川浦水力発電所および武豊火力発電所5号機計画を中止することとし、本日、地元市町をはじめ関係各所に申し入れを行いました。

 両発電所は、平成20年代後半から30年代の電力需要に対して電力の安定供給を図るため必要な発電所として、これまで計画を進めてまいりました。

 近年、電力需要、特に最大電力の伸び悩みが顕著となっております。今後につきましても、産業用を中心とした生産設備の合理化の進展や省エネルギー対策が進むことなどにより、電力需要の伸びは低位な水準が継続すると予想されます。
 また、当社を取り巻く経営環境は、業種・業態の垣根を越えた需要の争奪戦激化や最近の原油価格の高騰など厳しさを増していくことが予想されるため、一層の効率化により強靱な企業体質を構築していく必要が生じております。

 このような状況を踏まえ、このたび、川浦水力発電所および武豊火力発電所5号機の計画を中止するとの結論に至りました。

 計画の表明以来、ご理解、ご協力いただいておりました地元の皆さまをはじめ関係者の皆さまにはあらためて御礼申しあげますとともに、このたびの計画中止につきまして、ご理解賜りますようお願い申しあげます。

 なお、平成18年3月期決算において、川浦水力発電所については約335億円、武豊火力発電所5号機については約35億円を損失処理する予定であります。

以上

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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おめでとうございます (むらやま)
2006-02-02 21:22:15
うわぁーほんとですかぁ。

これで魅力的なフィールドがコンクリートに埋まることがなくなったんですね。

朗報だなぁ。
返信する
おつかれさまでした (にいくら★春小紅)
2006-02-03 00:24:24
長年、運動を担ってみえた皆様に「おつかれさま」と申し上げたく存じます。ここまで来るあいだに、胸の痛くなるような思いを幾度も味わっていらしたことでしょう。
返信する

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