リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

核廃棄物の処分場エレジー

2007-01-27 16:14:10 | アユの12ヶ月 川面からの記録
文献調査を受け入れたら、10億円。
その予算がほしい自治体が立候補している。

奄美大島の宇検村は取り下げようだ。
琵琶湖の余呉町は、どうなったのか良く分からない。

そして、正式に受理されたのは四国の東洋町だ。

あの町はウミガメ産卵地の日和佐にも程近い。
カヌーイストの野田さんが、居を移した場所だ。

振って沸いた誘致話に、暗然としたのはボクだけではないと思う。


高レベル放射性廃棄物処分場、高知・東洋町が名乗り(朝日新聞) - goo ニュース

★テキスト版
高レベル放射性廃棄物処分場、高知・東洋町が名乗り
2007年1月25日(木)23:06

 原子力発電環境整備機構(原環機構)が公募している高レベル放射性廃棄物最終処分場について高知県東洋町は25日、候補地調査に応募する書類を同機構に郵送した。公募は02年から始まり、受理されれば全国初。しかし、この問題を協議中の町議会はいきなりの応募に反発を強め、橋本大二郎知事も「まだ地元理解は得られておらず、原環機構は受理すべきでない」と述べるなど、田嶋裕起町長の行動に対する批判が強まっている。

 書類が受理されると、文献調査が実施され、年間2億円以上の交付金が入る。この日会見した田嶋町長は「これまで勉強会を開き、住民への周知が図られた。応募で財政的なメリットがある」と述べた。

 田嶋町長は昨年3月、独断で応募書類を提出したが、「町民や議会の意思が反映されていない」などとして受理されなかった。町では昨年8月以降、原環機構の職員を呼んだ勉強会を数回開いていた。

 原環機構の山田雄一郎広報グループ課長は「記載要件が整っていれば、受理することになる。複数の勉強会が開かれており、前回の応募とは状況が違う」と話した。
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2 コメント

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続く場所が心配 (ニイムラ)
2007-01-28 13:20:55
目標は10カ所程度というから、貧乏な自治体。つまりは住民があまりいないところが続々立候補するかもしれない。しかし、実際の建設が37年後ということは、その場所から人がいなくなることを想定して計画が進むということもあるのかな。
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Unknown (masa)
2007-01-27 22:52:01
少しばかりお久しぶりです。

今度は東洋町ですか・・・。奄美に移住先を決断する前、日和佐や宍喰まで行ったことがあります。東洋町はそのすぐ先ですよね。余呉町もすぐ手前まで行ってことがあります。それぞれ移住地の候補地として。

暗然とします。
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