リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

記録方式はHDDかアナログテープか?

2007-12-13 23:56:14 | アユの流し目/雑記帳
 語れば長くなるのだけど、11月の初めから今にいたるまで、記録の迷宮をさまよっている。

 問題は記録の方法だった。
ある調査を計画した。構造物と生き物の関係の調査だが記録を映像にして短期間で複数地点とり後で解析するという計画を立てた。

 5年ほど前同じような調査をしてその時の記録はタイムラプスビデオという方式を使った。
 監視カメラの記録をする普通のVHSテープに長時間(28時間)記録するものだが、それを見るのは時間がかかる。

 今度はハードディスクに記録して見たら楽ではないか?一台で4台のカメラもつなげるし…。などと考えたのだった。

 結果どうなったかというと、記録したはずのハードディスクが読めない。理由はよく判らないだが、電源の不安定が原因しているようでもある。
 安全の為に、昔の方式のビデオを持っていったので、半分のデータは取ることがができたのだが、新しい方式を過信するものではないと痛感している。

 さて、データが半分しか取れなかったので、12月初めにもう一回現地に出かけた。必要最低限のデータはタイムラプスビデオで取ることにしたのだけれど、とにもかくにも画質は悪いは読むのに時間がかかる。
 野外の記録ではあるので、電源をどうするかも問題だ。いろいろ調べている内に、最近はハードディスクではなくて、フラッシュメモリーに記録するタイプがあることが分かった。
 そのなかで、システムトークスのこのタイプが値段も手頃でよさげだった。ところが、どこでも売り切れで在庫がない。

 一度壊れたので、監視用、据え置き型のハードディスク記録型を購入するのはかなりの抵抗があった。

 さんざん迷って、購入したのはソニーのAVCHDのハードディスク記録型のビデオカメラだった。

 この機種は発売当時20万円ちかくしていた。10万円を切ったら購入しようと思っていたら、製造が終了したらしいことがネットに流れた。ヤバイというわけで、購入したのだけど、何とも妙なカメラである。

 よく映るし、普通に撮るのは簡単なのだ。ところが、現時点では編集するソフトが限られるし、見るにも付属のソフトがいる。一番手軽に見るのがDVDに焼いてプレイステーション3というのは、便利なような不便なような。これがソニーの戦略だとしたら厄介なものだ。

 野外で、高画質で、長時間記録する。
その目的は達したのだけれど、見る機材が限られるのでボクが自分で見なくてはならない。おまけに、よく映っているから情報も多くて、困ったことに記録の迷宮にはまりこんでしまうことになった。




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