新潟久紀ブログ版retrospective

ほのぼの鑑賞・きまぐれ音楽回想(vol.3)2022.8.17

 車の運転や気分転換などで定番として聴き込んだり、最新リリース情報などを仕入れては動画サイトで探るようなアーティストやアルバムは常々あるのだが、ふとした拍子に急に思い出したり聴きたくなったりする曲というものがある。
 そんな"気まぐれなよみがえり楽曲"による、「思い出したり」「思い出させられたり」のあれこれを記してみます。

☆☆☆昨今の「よみがえり楽曲」☆☆☆

 猛暑の夏。まばゆいばかりの日差しに立ちくらみしそうになると、大学受験のストレスを抱えながらも何故か、遠い入道雲を仰ぎ見ては、なんの担保も無いのに前に進んで行けた1980年から1982年の高校生の頃を思い出す。
 そんな頃の一年一年に胸に刻まれたLPレコードのアルバムたち。夏が過ぎてしまえば消えて忘れてしまうような儚い楽曲達。

☆「Restless Nights」Karla Bonoff
 高校受験に合格したら買うと決めていたカーラ・ボノフのアルバム「Restless Nights」。一曲も聴かずに音楽雑誌 #FMファン の新譜紹介とジャケットの雰囲気だけでの思い込み。念願叶い中三の春休みに手にして聴いた、大人の恋愛模様を先輩が語りかけるような爽やかさは、今も忘れられずに思い返される。

☆「One More Song」Randy Meisner
 大学受験対策を言訳にバスケ部を半年余りで辞めた柏崎高校1年の1980年冬。なんとなく塞ぎがちな日々を転換したくてFMでシングル曲を聴いてアルバムを買ったら、当時の気分に正にフィットしたのがランディ・マイズナーの「One More Song」。イーグルス脱退後にくすぶる彼の再起と重なりたい思いだった。

☆「I Go Crazy」Paul Davis
 バスケ部を辞めたのに成績は上がらず、受験勉強に専念しないとマズイと考えていた高校1年生の春休み。孤独な集中に誘ってくれそうに思えて購入したのがポール・ディビスの「I Go Crazy」。アルバムにはポップチューンもあったが、全体的に内省的な世界に引込んでくれて、"モード転換"に繋げてくれた。

☆「Good Trouble」 REO Speedwagon
 REOスピードワゴンといえば1979年「Hi Infidelity」が完璧な名盤だが、高校3年生の春に出た「Good Trouble」も大好きな一枚。典型的なアメリカンロックを下に見る向きもあるが、乾いた明るさを演出しながらもどこか憂いの伝わる楽曲達は、不安を抱えながらも前向きさが必要だった受験時代の友だった。

☆「I Guess That's Why They Call It The Blues」Elton John
 巨匠アーティストの作品では、言わずもがなのヒット曲ではなく、個人的な経験と重なり記憶に刻まれて隠れたNo1ソングとして聴き続けている楽曲がある。エルトン・ジョンではIGuessThat'sWhyTheyCallItTheBlues。後から知れば独り善がりな想いだったのだが、若い頃には以心伝心を信じていた瞬間がある。

(「ほのぼの鑑賞・きまぐれ音楽回想(vol.3)2022.8.17」終わり。続きはきまぐれに掲載します。→一覧はこちらをクリック。)
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