新潟久紀ブログ版retrospective

R5.10.23-R5.10.29新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年10月23日(月)
新発田地域振興局による地域資源に関する情報の活用を振り返ると、食やイベント、自然環境などの魅力について、観光的楽しみに向けたプッシュ型の、他地域にもあり得そうな情報の発信で飽和してきている。この地域ならではの資源で稼いで暮らせそうかもと、生活の想像に及ぶ訴求型の発信を展開したい。

●令和5年10月24日(火)
阿賀野市の笹神地域では、従前から無農薬の有機米で都心富裕層の販路を構築し、田植えや稲刈りの体験会を催すなど交流を深めていて、それが新興品目である枝豆「えんだま」の需要にも奏功している。農業を通じた田舎への関与の深まりを、都心の災害リスクを見据えた二地域居住等につなげたいと思う。

●令和5年10月25日(水)
家庭内等での児童虐待として、特に面前DVが含まれて以降、人口減と少子化にも拘わらず児童相談所が関わる事案件数が増え続けている。限られた職員と広域化する守備範囲の下で、全件への対応を持続するための職員各々の資質向上や関係機関との連携改善等への住民理解を深めて業務の円滑化にも繋げたい。

●令和5年10月26日(木)
県の出先機関である健康福祉事務所は、福祉、保健、医療、環境と守備範囲が広く、心身の安全安心に関わる前線機関でもあるので、感染拡大など大事が発生すると一気に逼迫する。平時は職員の気力体力の溜めを作りたいところだが、イザを想定した住民への備え啓発等を地域性も踏まえて展開しておきたい。

●令和5年10月27日(金)
県職員の仕事には県民に対して税金を課したり徴収したりする業務がある。インフラ整備や各種の施策推進など表向きの仕事がしっかり回るように財源を確保する正に”縁の下の力持ち"だ。課税の相手が遠隔化したり内容が複雑化したりする中で、公平公正な網羅が確保続けられるようにDXが進展すべきと思う。

●令和5年10月28日(土)
河川や道路の整備は、何処もかしこも良くしてくれとの要望が多く、際限ある予算の配分や進捗の調整などは悩ましい。特に河川は水害が頻発して激甚化しているが物理的にも一朝一夕に改修できはしないので、浸水しても被害を最小化する知恵を、住民にも主体性を持っていただいて、出し合いたいものだ。

●令和5年10月29日(日)
新発田市在住の職場同僚から自宅庭の柿を頂く。高価な完熟とろみの商品も良いが、素朴な固めの平種無しも懐かしさや郷愁が込み上げて良いものだ。今年は特に熊が近づかないよう枝に残すなと注意喚起が盛ん。人里へ来ないよう余る果実等を森林環境税を使って集めて山中へドローンで投下できないものか。

(「R5.10.23-R5.10.29新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.10.30-R5.11.5新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea

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