新潟久紀ブログ版retrospective

R5.7.24-R5.7.30新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関の長として少しでも地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年7月24日(月)
地場産業地域が中小企業の集団として若者を雇い、企業間異動により労働需給調整することで、若者が勤めやすくて居続けやすい雇用環境を作ってはと5年前に提案した私は相手にされなかったが、そんな「地域の人事部」が昨年からの国補助制度も後押しして全国的に急増中。新潟県はまたも遅れがちなのか。

●令和5年7月25日(火)
職場の机の脇に置いたポトスの鉢植えは、7年前に燕市役所への出向の折に孤軍奮闘の職場での日々の慰めとして一枝の水差しから根付かせて繁茂させてきたものだ。5回の異動のたびに数メートル程!!を剪定するが、その度ごとに新たに茎と葉を元気に伸ばし続ける。励ましたり励まされたりする大事な存在だ。

●令和5年7月26日(水)
胎内市戦没者慰霊祭に参加した。猛暑の中で高齢者にはご足労が大変だろうに、60名近くもお集まりのご遺族からは戦後生まれの私にもこの催しの重さが伝わる。仏式には色々と意見もあるだろうが、主役である地域の皆さんの慣れ親しんだ作法が大切だろうし、読経や鐘の音などが式の厳かさを深めていた。

●令和5年7月27日(木)
定期健診は人間ドックを暫くやめて職場実施の一般健診を受けている。僅かな振れ値で精密検査を求められ、挙句に「経過観察」が繰り返されて、時間とコストがばかばかしくなったから。異常値でも精検要否を自己責任での判断可とする幅を作れば、自身のリスク管理が習慣付くし医療費抑制も図れるのでは。

●令和5年7月28日(金)
地域振興という看板を背負って12地域を分担する新潟県の出先機関の局長会議に参加した。地勢や風土など違いに応じた地域間連携の仕方や、生々しい実情を踏まえた人材活用の方法など、"縦割りと建前"の本庁では見えてこないリアルな人の活動をイキイキさせるヒントが垣間見えて今後に向けた励みを得た。

●令和5年7月29日(土)
 阿賀野市の特産品「安田瓦」の体験型交流施設「#かわらティエ」の竣工式典に招かれた。人口減少による住宅新築の減や和風建築離れで瓦業界は逆風だが、ミニ鬼瓦づくり体験の賑わい等を通じて戸建て屋根材以外に瓦製造ノウハウの新たな活路が見出せるかもしれない。誘客促進努力を関係者で誓い合った。

●令和5年7月30日(日)
内閣府のSDGsモデル事業により、3D仮想空間として映し出される新潟市の農産品直売所の店内のリアル状況をスマホで見ながら買い物できることで、集出荷の効率化や食品ロス、CO2低減につなげるという。東京圏の人口集中や混雑低減でなく地方都市の街中の閑散化を加速させるのは地域再生としてはどうか。

(「R5.7.24-R5.7.30新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.7.31-R5.8.6新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
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