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ほかに話せる場所もないので書かせていただきますねブログ

「ホームシェア」という暮らし方

2017-06-07 21:13:02 | 仕事
今、ワインを飲みながら、友達からの電話を待っている。
彼のことは、親友だと思っている。

めったに会うこともないが、それなりに長いつきあいだ。
なにか思うことがあると、都度話を聞いてもらっている。

彼の魅力は、決して人の意見に迎合することがないところ。
思うところを、率直に話してくれる。
それでいて嫌味がなく、温かいのだから、人徳というかなんというか。

人生の先輩でもある。
年上というのもあるが、某メーカーで研究員としてエリートコースを歩んでいたのに、自由な生き方を求めて早々に退社。
なんとも潔い。

今は、福沢諭吉にはまっているらしい。
「てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず」か。

フリーランスでやっているところも、私の目指すところだ。

唐突だが、私はここ数年「ホームシェア」が気になっている。

家族じゃなくても、ひとつ屋根の下で同居すること。
欧米では、一人暮らしの高齢者と、経済的に苦しい大学生が同居するパターンが定着してきているようで、これが日本でも一般化していったらよいと思う。

「週に3日は一緒に食事をしましょう」、「ゴミ捨ては大学生の担当」、「家賃は無料で光熱費だけを負担する」。
いろいろ契約をし、お互いにないものを補いあって助け合う。

「空き家問題」という言葉もよく聞かれるが、空き家を活用するにも、まずは「リフォーム」、つまり工事をしてから活用するのが一般的だ。
ここに「リフォーム」という仕事が生まれて、経済活動が生まれて、「いいね!」となるのだろうが、それなりのお金がかかってしまうことが、私には引っ掛かかる。

人様を住まわせるには、それなりにキレイな空間を用意する必要はあろうだろう。
しかし、なんというか、大がかりな工事はしなくとも、最低限の準備によって、住んで頂くこともできると思う。

家賃が高ければそれなりのものが要求されるだろうが、家賃が低ければ納得されることもあるだろう。

不潔な空間は嫌われるが、単に古いことを嫌がる人は少ない。
古民家などは、いまやかえって新しい価値になっている。
契約の内容次第で、お互いにメリットがあって、かつ、お相手との相性がよかったら、きっと良い形になる。

私は、結婚するまで、少しの間、シェアハウスに住んでいた。
めちゃんこ、本当に本当に楽しかった。
今や、彼女たちは、私にとって大事な妹たち。

このあたりについても、いずれ書いていきたい。


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