忙しい中、衝動買いした和民の渡邉美樹さんの本を読み終わりました。
夢に日付を入れて、夢と現実の差を明確にし
その差を日数で割り、日々やるべきことをやり抜く
これによって今日という日が変わり、
結果として、1日、1日と夢に近づいていく
という手帳を使って夢を実現していくためのノウハウ本です。このノウハウを使うと、手帳に記入した将来の夢を実現することができるそうです。ただし、実現するには、その夢と現実とのギャップを把握し、日々努力することは言うまでもありません。
重要なのは、日付を入れることです。締め切りのある仕事がはかどるように、日付を入れた夢も、日付を入れることによって、実現に到達しやすくなるようです。
影響を受けた僕は、6本の柱の夢と5ヵ年計画を立ててみました。
6本の柱というのは、仕事、家庭、教養、財産、趣味、健康になります。これら6つの柱に関する質問を問いかけることでほとんど全方位的に自分の将来の夢を考えることができるそうです。
例えば仕事では、「どのように社会から認められたいか」、家庭では「どんな家庭をつくりたいか」、財産では、「将来、どれくらいのお金を持っていたいか」といった感じです。
考えた夢の内容をちょっと紹介すると、財産は60歳までに総資産2億円を持っていたいと思っています。
夢が決まったら、次はそれを実現するためにはどうしたらいいかを考えます。
例えば、2億円をためるには、毎年いくらぐらい、何%の利回りで運用すればいいか考えます。
運用利回りを継続的によくするのには限界があるので、そうなると毎年貯蓄する金額を上げることになります。
今の給料では、それだけ貯蓄することが出来ないのであれば、給料を上げることを考えます。
給料を上げるためには、何をすべきか?を考え、5ヵ年計画(1年ごとの達成目標)を作成します。
1年ごとの達成目標が決まったら、今度はそれを月単位、週単位、日単位に落としていって、1年目の目標を達成するために、日々何をすべきか?(何をするか?)を手帳に書きます。
そして、後はそれを実行するのみです。日々実行したことは、手帳を消しこみ、実行できなかったことは、翌日に回したりして、必ず実行します。
そうやって日々努力することにより、1年目、2年目と目標を達成して、将来の夢を実現することができることになります。
この方法は、僕が高校時代、大学受験の為に計画を立てて勉強をしていた方法と似てたので、僕にはすっきり入りこめました。
これは、FPとしても使えるノウハウだと思います。