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ブログ版ネクストテクストです。

手袋を買うときの、手袋サイズ計測方法について

2007-12-05 11:47:40 | 一喜一憂躁鬱日記
その昔、妻がイタリア旅行にいったときのお土産にもらって、ここ何年間かずっと愛用していた革の手袋。ところが昨年の冬、左手用を道に落として紛失するという大失態を犯してしまった。「捨てるのに惜しいけれども、残しておいても全く意味がない物」を挙げなさいと言われれば、質の良い革手袋の右手用だけ、は真っ先に例にあがるのではないか。

大阪の冬は暖かい。11月末くらいになってようやく何日かに1日程度、朝晩に手袋があればいいな、と思う季節になった。重い腰をあげてネットで革の手袋を検索する。右手用だけの哀れな手袋は思い切って捨てた(モノをなかなか捨てられないタイプなのである)。

いろいろと調べてみると、イギリスのDENTSというお店のグローブがとても良さそうである。楽天などで価格を調べてみた。一番シンプルな、カシミアの裏地が付いた黒のレザーグローブで2万円余り。まあそれくらいするんだろうなあ。ただ、手袋はサイズがあるからネットで買うのってそこがちょっと心配なんだよな。と思って、試しにDENTSのサイトを覗いてみると、「あなたの手袋のサイズは?」という説明がちゃんと載っていた。早速読んでみる。

「手袋のサイズはフランスの計測方法に基づいています。これは手袋のサイズを計る際に使われる全世界共通のものです」

ふむふむ。そうだったのか。

「ここに興味深い話があります。1819年に、フランスの手袋職人であったヴァレイ・ダルトワ氏が世界初の鋼鉄製の穴あけ機を発明しました。」

ほほう。それは初耳。たしかに興味深いな。

「この発明は、人間の手を、その成長や形状について分類し、徹底的に研究した若きグルノーブルの学生、ザビエル・ジューヴァンによって完成を見ました。1834年から1839年の間に彼は・・・」

オラーッ。いつになったら本題に入るんじゃー。前置きが長過ぎるわいっ。さらに続く手袋の計測にまつわる歴史についての記述を読むのは止めて、本題へ。

「もし自分の手袋のサイズをちゃんと知らないのなら、あなたが普段ものを書くときにつかう手の、親指を除いた四本の指をまとめて、その最も広い周囲の長さをインチで測ってください。次に、そこから0.5インチ引き算します。それがあなたの手袋のサイズです

たとえば、あなたの四本の指の周囲の長さが9インチだったとすると、あなたの手袋のサイズは8 1/2です。

※メートル法をお使いのお客様のために。1イングリッシュ・インチは25.4mmです。ちなみに手袋のサイズは、だいたいイギリス式表記の靴のサイズと似ていることが多いようです。」

というわけで、このものすごく冗長な計測方法の説明を頼りに自分のサイズを測ってみると、8 1/2であることがわかった。

さてあとは購入するだけである。ところがこのサイトをよくよく見てみると、オンラインショップがついているではないか。参考までに私が目をつけていた手袋を調べてみたら、ちゃんと在庫があった。値段をみると£56とある。1ポンドはいま226円くらい。ということは、12,700円弱。海外向けの送料は£15らしいので、それを含めても16,000円。20%以上安いではないか。オンラインショッピング天国アメリカではなく、イギリスのサイトであるところが若干の不安要素ではあるが、結局このサイトで直接購入することにした。

注文したのが11月25日。「海外からの注文は、だいたい10~14営業日くらいでお届けします」と書いていたが、そこらあたりはおそらくいい加減っぽいイギリスのことだし、まあ12月下旬くらいに届けば御の字か、と期待しないで過していたところ、昨日思いがけず小さな小包が我が家に届いた。注文してから9日(7営業日)だから立派なものである。

問題のサイズのほうだが・・・たしかに計測方法の説明はまことに冗長であったが、しかし記述はたしかだったようだ。おかげ様でサイズはピッタリ。

というわけで、DENTSの手袋を買うのなら、楽天とかよりもDENTSのサイトで買ったほうがだいぶオトクですよ。


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1 コメント

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どりドリ (どりてぃんドリーム)
2008-03-15 16:41:51
先っちょのドリル具合がいいって言われたw
イイ仕事になりそうだし、手術はしばらくヤメとくよヽ(´ー`)ノ
http://8e8ae.net/chinpre/QLuJyKMG.html
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