ディーラーミーティングでのニュー・ボンネビルの試乗なのですが、2.5回試乗してまいりました。
一回目はのんびりと様子を見て走り、2回目に「よし、こうしたらどんな感じなんだろう」とちょっとアクセルを開けたり閉じたり等色んな部分を感じて走ってみました。
ちなみに「0.5」という数字は、私が極端にのんびり発進走行をしてしまい前を走られていた他ディーラーさん達のペースについていけず試乗コースの途中で前の車輌を見失ってしまい「オロロロ・・・」となった「0.5」です。
さて、そんな事はさておき、試乗の感想を!
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いままでのボンネビルはハンドリングが少し重く、大きく首を振る感じ(穏やかなハンドリングといえばいいのかな??)があるのですが、ニュー・ボンネビルはハンドルが軽く、クイッと首が振れる感じで、ハンドル操作が軽快なんですよ~☆ そう、とっても軽快☆
ボンネビルに乗っている感覚でカーブ進入時にハンドルを切ってしまい「およよ!中に入りすぎちゃったよ(内心:汗)」となってしまいました。感覚が慣れると「うわー、カーブにそって走り易いかも~」、「うふふ、ちょっとカーブに入るときの軽快感が楽しいわ~☆」など新しい楽しみを発見したのでした。
これはやはりニュータイプのハンドルバー等の影響なのかな?(ステアリングオフセットが短くなっているようです)。
そしてホイルが17インチかつキャストで軽量化していることもあり、エンジン停止時の取り回しも楽チン☆
スペック的にはボンネビルの乾燥重量は205kg、ニューボンネビルは200kgとあり、5kgしか違わないのですが、取り回し時には5kg以上軽くなったように錯覚してしまいました。押したり引いたりする時に、ハンドルに力が入れ易く、タイヤも軽く動いてくれる感じかな?足付性も向上して、跨ったまま車体を起こすのに、心の中での掛け声「よいしょっ☆」がいらなかったです(笑)
キャストホイールに代わったことで、空気圧の低下も少なくなり、空気圧調整の頻度がスポークホイールより少なくて済むので、長距離ツーリング時の安心感が増すし、ハンドルも樽型ではなくストレート型(スクランブラーと同じ)になったので、手の小さい人には握りやすくなり、ブレーキやクラッチ操作が少し楽になると感じました。
あとは、マフラーがメガホンタイプマフラーに変わったことで、「ぬけ」がよくなったのかな、ボンネビルに比べるとスムーズ加速が出来る&走りがスムーズかつ軽快・・・なので気づくと「あれ?こんな速度が出ていた!」となりかねないので要注意です。
いろんな意味でストレスが少なくなったので長距離にも使いやすくなり、コンパクトになったので普段の街乗りもOK、そしてスポーツ感が味わえるバイクに変化を遂げたなぁというのが私の試乗感想です。
いままでのボンネビルと比較する所(違う所)は沢山あるのですが、試乗して気づいたことは、「ニュー・ボンネビル」は本当に「新しいボンネビル」で以前のボンネビルと比べては、その魅力が伝わり難いということでした。おおげさな表現かもしれませんが、「乗り味感」がボンネビルとニュー・ボンネビルでは全く違います。本当に違うんですよ!
新しいクラシックスタイルを築いていく予感がする「ニュー・ボンネビル」に私は期待大です☆
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つぶやき:2006年にこのボンネビルがラインナップされていたら、今はこのボンネビルが私の愛車になっていたかも・・・と思わずにはいられないのでした。