日本四人将棋連盟

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【ルール改定】千日手ルールが変わります!

2022年03月05日 | 棋界情報
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3月中に開幕する新人王戦から、千日手のルールが変わります! 新ルールは以下の通り。

 (7)千日手
   ・1局のうちに同一局面が4回発生した場合、4回目が指された局面で千日手とする。
    4回の手順が同一かどうかは問わない。
   ・千日手が成立した場合、その対局は撃破点を含め無効とし、指し直しを行う
   ・(7-1) に定める「連続王手の千日手」は反則とし、反則点が付く。

 (7-1)連続王手の千日手
   ・王手と王手への応手だけで手番が回り、手順の中で同一局面が4回発生した場合、
    連続王手を掛けた者を反則とする
   ・手順の中で第3者が王手に関与しない手を指す場合は、反則にならない。
   ・連続王手の千日手が発生した場合、審判の指示に従い、5回目で手を変える。
   ・対局終了後に発覚した連続王手の千日手は、いかなる場合も反則にならない。

全棋戦における運用規約はこちら

①同率〇位を廃止、千日手は指し直しに!
現行ルールでは、千日手を「同率2位」や「同率3位」と扱ってきましたが、
新ルールでは指し直しを行うようになりました!

②連続王手の千日手ルールを整備
現行ルールでは、連続王手の千日手を禁止していませんでしたが、
この度、連続王手の千日手を整備しました!
例えば2者の間で連続王手が発生していても、第3者が別の手を指していれば
局面は打開されますので、連続王手の反則とはなりません。

四人将棋の千日手は、当連盟の主催する棋戦で今まで一度も発生していません。
今後も珍しい事象だと思いますが、何のルールが変わったのか、ぜひ覚えて帰ってください!

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