日本四人将棋連盟

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竜帝戦予選も大詰め!~挑戦権争いの動向~

2020年07月05日 | コラム
棋帝戦と並行して実施されている第74期竜帝戦の予選。
今回は外部参加含め7名が予選にエントリー。ポイント無しの1人4局というルールで3枠の挑戦権を争っている。
現在全7局中の5局まで終了し、いよいよクライマックス。現在の状況を整理してみよう。



すでに一歩抜け出し、挑戦権を獲得しているのがりゅう三段だ。
3戦3勝と大暴れし残り1局を残して2位以上での予選通過を確定させている。
孤軍派の若き雄が棋帝戦に続いての連続挑戦ということで、悲願のタイトル獲得にますます期待が高まる。

現状の2位以下は混戦模様だ。既に全局を終了し敗退したやきそば初段を除いて、全員に挑戦の目がある。
なかでも有力視されているのは現在1勝の2人。
heacoアマは参加初戦から安定した指し回しで1勝。「残り2局中1勝以上」は一番緩い通過条件だ。
四人将棋界に新たな挑戦者が現れるか、是非注目していきたいところだ。

岸亜双雷帝も1勝を挙げている。次局での勝利は絶対だが、強豪相手にどう立ち回っていくか。
直近のタイトル戦では欠かさず決勝進出を果たしている岸亜雷帝。ここが正念場だ。

後方からは2局を残したあるきびと四段が虎視眈々と勝機を狙う。十分勝ち目はあるだろう。
棋帝戦でも活躍中の中田初段は0勝ながら撃破数3。最終戦に勝てば優位を活かして予選突破が見える。
高城初段はもう1局の結果次第だが、全員撃破なら挑戦の可能性が残されている。奮起に期待だ。

残り2局は週明けから順次実施予定。
中司竜帝に挑むのは一体誰か!?そして決勝戦の行方やいかに!
迫る真夏の決戦に向け、ボルテージは高まるばかりだ。

日本四人将棋連盟
やきそば初段