日本四人将棋連盟

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古参の指せる四人将棋とは

2019年04月12日 | コラム
連盟創設から六年半が経つ。その間に棋士の腕は上がっている。
この所、本当に勝てない。
主流の戦型はコロコロ変わっている。
そこで最も求められるのは、柔軟性だ。
例えば、地下鉄飛車の対策は、とっても簡単だ。
左の歩を突けば終わり。破壊力で一世を風靡した地下鉄が衰退したのは、中段飛車を活かす天守閣玉が原因だった。
恐ろしい戦法だ。しかし、天守閣玉もコビンを狙う新しい戦法に押されている。
もちろんルールも変わっている。一位を取るか、撃破点を取るか。柔軟な対応が求められる。
私と四人将棋は、気付けば五年半の付き合い。
強い棋士が増え、棋界は混沌としている。もう、あぐらはかけない。
第73期竜帝戦、第9期皇帝戦の予選を通過できた。
このチャンスは逃さない。古参として、若手に先を越される気は、皆無だ。

日本四人将棋連盟
岸亜双 八段