日本四人将棋連盟

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クルーゼ名誉九段の軌跡

2014年04月21日 | 棋界情報
クルーゼ名誉九段は先代メンバーの一人であり、
ザグラが連盟を創設した時から会長に就任し連盟の方針を理事長と共に考え、
タイトル戦新設などに尽力。

クルーゼは2012年11月1日に入会。

11月上旬にサブ二冠を達成し、
1月11日にはザグラから初タイトルで棋界最高峰である帝王を奪取し一気に頂点を極めた。

ザグラ雷帝(当時)の2度目の挑戦となる「永世雷帝」取得を阻止し奪取に成功。

その後からは、雷帝と竜帝を保持し史上4人目の二冠を達成した。

タイトル戦では特に節目の辺りで途轍もない力を発揮し、
第59期竜帝戦でザグラ竜帝(当時)の34連覇を阻止。

この事からクルーゼは「節目の王者」と呼ばれ棋界から恐れられた。

また、6月18日には規定勝数を満たし史上3番目の短期間で九段に昇段。
9月5日には通算成績100勝を達成。

しかし、クルーゼは棋士人生で一度も天帝だけを獲得出来なかった唯一の棋士でもある。

準優勝最多記録では堂々のトップで98回という記録を残している。

※タイトル獲得回数13期 歴代3位。