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旅-トラベローグ(紀行)Travelogue

「旅を語るブログ」Travelogue.
人生は、旅そのもの。
旅の想い出、日々のエピソードを綴ります。
 

フランスからヴェネチアへ列車移動・・そして、事件が始まる

2011年03月10日 | 映画
月曜日は、iTunes Storeで2本の映画をレンタルして観賞。

アフリカ系アメリカ人の男性とラテン系の女性の結婚式を巡って
異文化の両家族が大いに揉めるコメディ「Our Family Wedding」
両家の親父さんのキャラクターとその行動で盛り上げていく
面白い映画でした。
(前回のブログにMovie Trailerをリンクしてあります)

もう1本は、ある日余命3週間?の宣告を受けてしまった主人公が、
今まで思い描いていた場所で「最後の休暇」を満喫するコメディ「Last Holiday」
引っ込み思案だった主人公が、あと3週間の命?ならと、
今までしてみたいなぁ~と思っていたことを実行するポジティブな行動が
痛快で楽しい映画でした。



「Our Family Wedding」も「Last Holiday」も、
ストーリーを書き連ねても、なかなか面白さを伝えにくいので、
今回はMovie Trailerのリンクでご勘弁を。。。

さてさて~、本日の本題。。。

「フランスからヴェネチアへ列車移動・・そして、事件が始まる」のご紹介。

昨日、仕事の空き時間があったので、
気になる二人の映画「The Tourist」を観に行った。

今週は映画づいている日常生活なのです。。

ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーという二大スターの共演。
しかも水の都・ヴェネチアを舞台にした大人の犯罪劇と
銘打っているので、公開まで待ち遠しかった作品。

ヨーロッパへ旅をしたことがないnepcom。
ヴェネチアの建築物、運河、ゴンドラなどの風景も映画で
楽しめるだろうなぁ~と期待度が高まる。。




アメリカ人旅行者という設定のジョニー・デップ。


旅行者であるジョニーデップがアンジェリーナ・ジョリーによって
事件に巻き込まれてしまう・・・というのが、大枠のあらすじ。。。
タイトルが「The Tourist」だということがこれで頷ける。





この映画、アクション・サスペンス作品なのだなぁ~と
感じさせる冒頭の滑り出しなのだけど・・。



しかし、サスペンス作品にしてはドキドキ感をあまり感じない。。
何故???。



ジョニー・デップの視点をもっとストーリーに組み込めば、
登場人物が事件に巻き込まれる感が演出できるから、
ドキドキ感も出てきて『ヒッチコックばりの巻き込まれ劇』映画になると思うのですが・・。
(あくまで個人的感想ですから、その点はご容赦下さい)

ストーリーは、アンジェリーナ・ジョリー主体で展開されていくので、
ジョニー・デップに感情移入しづらく、結局巻き込まれ感をさほど感じない。

だから、あまり謎めいた展開にならない雰囲気がしてくる。
実は、もっと説明したいのですがネタバレしてしまうので
ストーリーについても、今回は書くのはやめておきます。

その替わりと言ってはなんですが、Movie Trailerを
幾つかリンクしてみました。

この映像を見ていると、『お~、ドキドキ、謎に包まれそう』という心持ちになれるかと思います。











あ~だこう~だ書きましたが、アンジェリーナ・ジョリーは充分魅惑的だし、
ジョニーデップの謎の女性アンジェリーナ・ジョリーとの
突然の出会いに応対するシーンの彼の演技は中々の雰囲気。



二人の魅力は充分楽しめますので、ファンの方なら納得の映画かと思います。

個人的には、ストーリーに期待を寄せて観に行った『グリーンホーネット』
『ウォール・ストリート』の2作品より楽しめましたので、
「まぁ~良しとしよう」という気分で映画館を後にしました。




ロンドンで新たな旅立ちへの出会い。。

2011年02月18日 | 映画
2日続けて映画続きのブログになってしまいました。

今年になってから、劇場公開映画は「アンストッパブル」「ソーシャル・ネットワーク」
「RED」「ウォールストリート」などを観た。

「ソーシャル・ネットワーク」にはブログで触れたけど、
他作品については、キーをたたくほどの欲求に駆られないままでいる。

寒い冬の間は、出かけるのも億劫になりがちで
レンタルDVD、Web配信映画などを観て過ごす機会が増える。

この3週間に「魔法使いの弟子」「コップアウト」
「新しい人生のはじめ方」「トラブル・イン・ハリウッド」
「アダルトボーイズ青春白書」「ウソから始まる恋と仕事の成功術」
「マイ・ビッグ・ファット・ドリーム」など観賞。。

邦題は「えっ???」てな感じではあるが、「アダルトボーイズ青春白書」
「ウソから始まる恋と仕事の成功術」「マイ・ビッグ・ファット・ドリーム」は
なかなか面白かった。

時期を見てブログアップしようかと思う。

そして同じく邦題が「えっ???」な映画。

「新しい人生のはじめ方(LAST CHANCE HARVEY」を今日はご紹介。

ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンの出会い物語映画。

(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


ダスティン・ホフマン演ずる主人公ハーヴェイは、
ニューヨーク在住のCM作曲家。

ハーヴェィは、離婚後別居していた娘の結婚式に出席するために
週末にロンドンへ旅立つ予定。

仕事がうまくいかず瀬戸際にいるハーヴェィは、
月曜日のプレゼンには出席すると上司に告げ出かけていく。

ロンドンに到着ターミナル内で、空港職員にアンケートを頼まれるが
フライトの疲れもあって無下に断ってしまう。

結婚式の行われるホテルに着くと、ホテル宿泊はハーヴェイひとりだけ。。
娘と婚約者ファミリーは、別の場所(家)で過ごしていることを
娘から電話で聞かされる。
家族の一員ではない疎外感を感じるハーヴェィ。。

結婚前のパーティで久しぶりに娘と再会するも
ヴァージンロードの付き添いには、継父を希望していることを
本人から告げられる。

(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

その言葉にこの上ない悲しみに暮れ、結婚式ではひとり浮いた存在のハーヴェィ・・。。

仕事のために彼は日曜日の午後に行われる披露宴をキャンセルし、
帰国しようとするが、渋滞に嵌り飛行機に乗り遅れてしまう。

プレゼンには何とか間に合わせるからと遅れることを
上司に告げるとクライアントの好みが変わりハーヴェィは職を
解かれてしまったことを告げられる。

やけ酒を飲みに入った空港のバーで、ハーヴェイは到着時にあった空港職員の
ケイト(エマ・トンプソン)と出会う。

(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

ケイトは、婚期を逃した40代女性。
彼女は、娘に干渉しすぎな年老いた母のそばで暮らし、
パートナーを持たずひとりで生きていく人生の安らぎを感じ始めている。

ハーヴェイはケイトに声をかけ、前回の無礼を謝る。
会話するのも嫌々ながらのケイトも徐々に打ち解け合う。。


(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

ハーヴェイは、披露宴をキャンセルしたことをケイトに話す。
ケイトはハーヴェイに披露宴に行くべきだと勧める。
ハーヴェイは一緒に行ってくれるように頼み、
そして二人は、披露宴へ...。。

(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

ハーヴェイの披露宴でのスピーチが素晴らしい。
このワンシーンを見るだけでも価値ある作品だと感じた。

(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED


スピーチもうまくいき、気分が高揚するハーヴェィ。

(C) 2008 OVERTURE FILMS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

そして、ケイトとロンドンの街を歩きながら明け方まで語り合う。

ハーヴェイは「お昼にここで待っているから必ず来てくれと」言って別れる。
そして、待ち合わせにケイトは出かけていくのだが・・。

ロンドンの秋の風景とともに紡がれるダスティン・ホフマンと
エマ・トンプソンの出会い物語。。

とても良い雰囲気のカップルの物語でした。。







MIAMI の味とドラマ

2011年02月17日 | 映画
昨日は、バタバタしていたので、例によってランチは車移動中にゲット。
そんな時の強い味方がドライブスルー。

マクドナルドへ立ち寄りBig America2の第3弾・・
タコスとチリソースの入ったMIAMI BURGER を食した。


タコスのカリッと感とジューシーなパテそしてトマトチリソースを
楽しむというハンバーガーなのだが、ジューシーと評されるパテの味と
チリソースがどうもイマイチしっくり来なかった。


モスバーガーのチリドックはかなりおいしいと思うのに
MIAMI BURGERのチリソースは「??」だった。

ソース自体はスパイシーなのだが、何か物足りない。
まったりとした味でキレが良くないという味わい。。
(辛口で申し訳ないけど、期待度が高かった分その反動が文面に出でてしまう)

刻みオニオン&ピクルスとお好みでハラペーニョをトッピングできたら
その当たりも改善するような気がした。
(開発者さん、よろしく)


さて、MIAMI でキレがよくって味の良い。。といえば・・・、
アメリカンTVドラマ「BURN NOTICE」
アメリカのUSAネットワークで放送されているTVドラマシリーズである。

(C)2011 NBC Universal, Inc. All Rights Reserved

本国アメリカでは2011年夏からシーズン5が放送予定。
日本では、地上波では日本テレビがシーズン1を
2010年2月18日~5月13日に放送したけど、
HEROESやプリズンブレイクほどの人気にはならなかったような気がする。
ドラマの詳細はコチラ(FOX ENTERTAINMENT)


物語(シーズン1)は、主人公マイケル・ウェスティンがCIAを突然解雇され、
命からがら故郷フロリダ州マイアミまで逃げてくるところから始まる。

当局にすべての経歴と財産を奪われてしまい、自分が解雇された理由について
調査を始めていく・・というのがドラマの大筋。

エピソード事にその糸口が少しずつ明らかになっていくところが、
おもしろい。。

スパイ物というとハードボイルドな印象が強いけど
このドラマは、アクション1点ばりではない。

自分で武器を考案したり、培ったスパイテクニックを披露したり、
また主人公がお人好しな一面を持っていて人情味溢れる描き方が
切れが良くって味のあるドラマに仕立て上げていると思う。

現在シーズン3がレンタル開始中だ。

MIAMIの風景とビーチを垣間見ながら
痛快アクションを楽しむには、こちらお奨めです。。










SNS 誕生秘話・・。。

2011年01月30日 | 映画
世界最大の利用者を誇るSNSとして知られている「Facebook」


その「Facebook」の誕生物語である映画「ソーシャル・ネットワーク」
観に行ってきた。


ストーリーの幕開けは2003年、マサチューセッツ州ボストン。

ハーバード大学に通う19歳のマーク・ザッカーバーグが、
親友のエデュアールドとともに学内の友人を増やすために、
ネットワーク・サービスを開発するところから始まっていく。

(C) 2010 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved

そのサービスはあっという間にスタンフォード、イェール、ボストンなど他の大学へも
拡大していく。


(C) 2010 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved
マーク・ザッカーバーグたちは、ある日ファイル共有ソフト・サービスの
Napsterの創設者ショーン・パーカーと出会う。

彼のアドバイスを受け入れたマーク・ザッカーバーグは
「Facebook」を急速に巨大なSNSへと成長させていく。


ストーリーは、こうした「Facebook」の誕生&成長物語を軸に、2つの裁判が展開されている。
ひとつは、ハーバード大学の先輩から「Facebook」のアイデアを自分たちから盗んだといわれ、
もう一つが親友エデュアールドから、マークは自分を切り捨て、金と名誉を独占したと訴えられる。

(C) 2010 Columbia TriStar Marketing Group, Inc. All Rights Reserved


この2つの裁判の映像の盛り込み方が構成に厚みを加えているので、
ストーリーに面白さがあり、見応えを感じることが出来た。


マーク・ザッカーバーグ自身がどういう人物か知らないけど
主人公マークを演ずるジェシー・アイゼンバーグのセリフ回し、
表情、その態度は堂に入っているなぁ~と思った。


その演技を見事に引き出したのが監督のデビッド・フィンチャー。

デビッド・フィンチャーは「ベンジャミンバトン」でも感じたけど、
不思議な世界観を映像の中に落とし込んだ画造りをする監督だと思う。

単に「Facebook」の誕生物語にせず、友情、裏切り、権力、階級、嫉妬・・
そうしたドラマに必要な要素が充分に盛り込まれている映画だ。。

多少の脚色はあるにせよ、この物語はそうした事実を基に
構成されているからこそ、見て損のない面白い映画であると感じる。