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フェニックス朝湘南帝国『日常誌』

湘南とビザンチン帝国をこよなく愛するフェニックスが思いついたことを書き綴った徒然日記です。

1453年5月29日 ビザンティン帝国滅亡

2016年05月29日 20時09分17秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
毎年、うわ言のように同じ記事を書く事になるが、ご容赦を。
書くこともなくなっちゃったんで、去年のコピペ^^;

1453年5月29日 コンスタンティノープル陥落 ローマ/ビザンティン帝国滅亡

ローマ帝国東西分裂後、1000年以上もの間、命脈を保った「ローマ帝国」の東の片割れ、
便宜上、現在では、「東ローマ帝国」・「ビザンティン/ビザンツ帝国」と呼ばれるようになった国が、
滅亡します。
学説により大きな違いがありますが、攻撃側のオスマン・トルコの戦力は、7万から11万人
対するローマ帝国の戦力は7,000人
圧倒的戦力差がありながらも最後のローマ帝国は、1ヶ月以上にもわたり戦い続けましたが、
ついに力尽き、この日コンスタンティノープルは陥落します。 
最後の皇帝 コンスタンティヌス(11世)=パレオロゴス/ドラガセスも帝国と運命を共にします。

フェルメールとレンブラント-17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち-展@森アーツセンターギャラリー

2016年01月22日 21時46分49秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
今日は思うところあって、
休暇とって、

フェルメールとレンブラント-17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち-展

に行ってきました。
場所は、六本木ヒルズ52階という凄い高層階にある美術館「森アーツセンターギャラリー」
存在自体は以前から知ってましたが、機会が無くて今回フェニックスは初めての来館となりました。

で、この絵画展の目玉はフェルメールの「水差しを持つ女」。
初来日ということでした。

もっとも、個人的に期待してたのは、
オランダの海洋画や風景画で、
かつての大海運国だったオランダらしい「帆船の絵」を期待してました。

実際には、海洋画は3点という少ない展示量でしたが、
それでも、これまでの絵画展では、せいぜい2点程度しか出展されなかったことを考えると、
まあこんなところでしょう。
全体的に、人物画が多かったのは、ちょっと残念だったかな。

でも、高層ビルから見る都心の夜景の美しさも、堪能できたし、
良い経験になりました。

『風景画の誕生』@Bunkamuraザ・ミュージアム

2015年09月13日 20時17分48秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
今日は、一言で言えば「親子鑑賞会」

フェニックス、独身生活が長過ぎて、発狂したんじゃありませんよ^^;
ご心配なく(-.-)y-゜゜゜(詳しくは後述)

午前中、ドルヲタ(サユリスト)としての乃木坂46握手会
午後は、伝統的な趣味である絵画鑑賞という内容
二つの全くベクトルの異なる趣味をこなすのは、初めての試み。

午前中についての内容は省略、本題の絵画鑑賞は、
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の、『風景画の誕生』。
フェニックスが一番好きな絵画のジャンルは、『風景画』です。
そして、一番好きな画家は「ヤン=ブリューゲル(父)」。
彼は、『バベルの塔』や『農民たちの踊り』で有名な
「ピーテル=ブリューゲル1世(以下「オヤジ」と呼ぶ)」の次男です。
(分かりにくいので、系図も載せちゃう!)
彼は、花をモチーフにした作品において、その美しさから「花のブリューゲル」と呼ばれ、
多くの画家を輩出した一族の中でも、オヤジに次いで有名です。
でも、個人的には、彼の描いた「風景画」に魅力を感じます。
渋めの色使いで、木の葉や遠景を驚くほど緻密に描き込む彼の作風は、
他の画家達にも絶大な影響を与え、「風景画」というジャンルの確立に貢献しています。


オヤジのコレクションで、世界的に名高いウィーン美術史美術館の所蔵品による
「風景画」の発展をテーマとした絵画展と来れば、完全にオレ得過ぎる^^

この絵画展では、その名のとおり、最初「宗教画」の「背景だったもの」が、
「風景画」というひとつのジャンルに発展していく過程を、
実際の作品を用いながら紹介しています。

絵画展のHPでは、ブリューゲル一族の作品について、
何の記載も無かった(出品リストも無かった)ので、一族の作品の出品については、
期待していなかったのですが、実際に、行ってみると・・・

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

親子で来てたヾ(@⌒▽⌒@)ノ
(冒頭で「親子鑑賞会」と書いた理由)
一番好きな「ヤン=ブリューゲル(父)」とその息子「ヤンブリューゲル(子)」の絵が!!

高まる!高まる!

テンション騰がりまくり(株価もこれだけ騰がればいいのだが・・・)

今回の絵画展、出品数はそれほど多くはありませんでしたが、
フェニックスの一番好きな画家との再会あり、
他の作品も素晴らしいものが多く、期待以上の内容でした!

ちなみに、今回の絵画展で一番魅かれた作品は、(父)ではなく(子)の描いた
『エジプトへの逃避途上の休息』という作品。
風景画ではなく、宗教画なのですが、
(父)譲りの緻密な描き方で表現される「深い森」が、
聖母マリアのまとう衣のハッとするような「美しいブルー」を引き立て、
何ともいえない魅力を放っています。

1453年5月29日 ローマ/ビザンティン帝国滅亡 コンスタンティノープル陥落

2015年05月29日 07時24分24秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
毎年、うわ言のように同じ記事を書く事になるが、ご容赦を。

1453年5月29日 コンスタンティノープル陥落 ローマ/ビザンティン帝国滅亡

ローマ帝国東西分裂後、1000年以上もの間、命脈を保った「ローマ帝国」の東の片割れ、
便宜上、現在では、「東ローマ帝国」・「ビザンティン/ビザンツ帝国」と呼ばれるようになった国が、
滅亡します。
学説により大きな違いがありますが、攻撃側のオスマン・トルコの戦力は、7万から11万人
対するローマ帝国の戦力は7,000人
圧倒的戦力差がありながらも最後のローマ帝国は、1ヶ月以上にもわたり戦い続けましたが、
ついに力尽き、この日コンスタンティノープルは陥落します。 
最後の皇帝 コンスタンティヌス(11世)=パレオロゴス/ドラガセスも帝国と運命を共にします。

昨年から、EU経済の不安定要因となっているギリシアには、彼等の先祖たちの勇気と粘り強さを、
振り返ってもらいたいものです。 

マグリット展

2015年04月04日 22時25分38秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
ルネ=マグリットは、近・現代の画家の中では、比較的メジャーな画家で、
サルバドール=ダリと並ぶ、「シュルレアリズム」の大家です。

なーんて、偉そうな事書いてますが、
ダリとマグリットとムンクとデ・キリコぐらいしか、
近・現代の画家で名前知ってるのいませーん。

その中では、ダリとマグリットは好きな方で、
今回、国立新美術館でマグリット展に行ってきました。

代表作は、
「大家族」ハトのシルエットで、中身が晴天という印象的な絵。
もうひとつは、
「光の帝国」中心の建物を含む地上部分は「夜」、でも、空は夜空ではなく「昼」
どちらも、今回は来日してました。

厳密に言うと、「光の帝国」は複数描かれていて、それぞれ構図が違います。
今回観られたのは「光の帝国Ⅱ」と呼ばれる作品。

いつだったか、「Ⅰ」の方も観た記憶があるので、
生きてるうちに「光の帝国」は全作見られるといいな。

前述の「大家族」とそっくりな「空の鳥」という作品も展示してありました。
解説によると、知り合いの航空台車に頼まれて、広告用に描かれたとか。
「大家族」は鳥の下の部分は、荒れた海
「空の鳥」は鳥の下の部分が、空港の誘導灯
が描かれているのですが、印象はホント良く似てます。

他にも、マグリットは、「(馬のの首につける)鈴」など同じ部品を、
他の作品に何度も登場させるのが好きらしく、
見ている間に、この画家は。「部品の使い回し」が好きなんだなという印象を受けました。

今回の展示会、美術の教科書に載っているような彼の代表作のほとんどが観られるので、
マグリットがお好きな方には、たまらない内容となっています。
マグリットって、どんな作品を描いているのか興味のある方にもお勧めです。

ルーヴル美術館展(日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄)

2015年03月01日 18時33分24秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
今回は、新国立美術館で開催中のルーヴル美術館展(日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄)
に行って来ました。

ヨハネス=フェルメールの「天文学者」が今回の目玉
フェルメールは日本では長いこと、ブームといえる状態が続いていて、
彼の作品は、確か・・・36点しか世界中に存在しないのに、
毎年、1~3点くらい来日しています。
何年か前、この「天文学者」の連作として描かれた
「地理学者」を観たことがあって、
解説を読むと、「ああなるほどな」と思いました。
全体の印象もよく似てる。

彼の作品は、オランダの住宅事情(日本同様家が狭い)を反映したのか、
小さい作品が多くて、いつも彼の作品見たさに、作品の周囲は大混雑。

個人的には、そんなに興味のない画家です。
でも、今回の展示会のテーマは風俗画、風俗画は個人的に好きなジャンルなので、
期待していきました。

で、期待以上の収穫。
オヤジがいた!
オヤジ:フェニックスが勝手に呼んでいる画家。ピーテル=ブリューゲル1世
    長男の2世と区別するために勝手に「オヤジ」と名づけました♪
今回は、「物乞いたち」という絵が展示されていました。
そんな記憶に残る絵じゃないけど、彼の作品も数が少ないので、貴重です。

他にも、ダフィット=テニールス2世、ユベール=ロベール、クロード=ロラン
といったお気に入りの画家たちの作品も展示されており。

良い内容でした。


1453年5月29日 (東)ローマ帝国滅亡

2014年05月29日 20時14分56秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
毎年記事書いていて、もう書くこと無い^^;

ローマ帝国東西分裂後に生き残った東側のローマ帝国が、
ついに、1453年5月29日、帝都コンスタンティノープル
オスマン・トルコの猛攻に耐え切れず陥落。

最後の皇帝 コンスタンティヌス11世も帝国と運命を共にした。

ウクライナやロシア、パレスティナなど、
かつての帝国領は、
未だに、血なまぐさい争いが続いている・・・。


(東)ローマ帝国(ビザンチン帝国)の最後

2013年05月29日 22時24分17秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
時の経つのは早いもので、今年も5月29日を迎えました。


1453年5月29日


(東)ローマ帝国(ビザンチン帝国) 帝都コンスタンティノープル陥落


トロイアの王族の末裔ロムルスとレムスが建国したという伝説が残る「ローマ帝国」

地中海を「我らが内海」とした、世界帝国が歴史上から最終的に姿を消した日です。


勇敢に戦って散った

最後の皇帝コンスタンティヌス=パレオロゴス/ドラガセスに乾杯!

新ローマ教皇「フランシスコ1世」

2013年03月14日 22時21分46秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
存命中に退位して話題となった、ベネディクト16世の後任に、
なんと!南米アルゼンチン出身のフランシスコ1世(フランチェスコ?)が選ばれました。

ただでさえ信仰心が弱く、東ローマ帝国つながりで東方正教会びいきのフェニックスには、
カトリックの抱える問題なんて良くわかりませんが、それでも、
新大陸アメリカの人が、それも国際社会でそれほど影響力があるとも思えないアルゼンチンの人が、
カトリックの頂点に立つなんて・・・

それだけ、カトリック内部の問題が大きく、「改革のイメージ」が必要だったのでしょうが、
それにしても、ご自身が挨拶で「地球の裏側まで候補を探しに来た」と笑わせたように、
人的資源が不足しているのでしょうか?
高齢な人物を選んだのも、短期的な改革で終わるからという、保守派の思惑が想像されます。

アルゼンチンというと、個人的にはフォークランド紛争がまず思い出されます。
軍事独裁政権だったアルゼンチンは、サッチャーの英国と戦い、
巡洋艦ヘネラル・ベルグラノが撃沈され、空母ベインティシンコ・デ・マヨは雷撃を恐れて、
湾内に引き返した、A4スカイホークは勇戦したが、ハリアーに大損害を被った。

アルゼンチンは、敗戦後の混乱が続きなかなか立ち直れず、
経済危機を何度も興しています。
ブラジルが新興国の代表として、世界の注目を浴びているのに、
未だに、地味・・・

でも、日本人には懐かしい1997年の「京都会議(気候変動枠組条約第3回締約国会議)」で議長を務めたのは、
名前は忘れましたが、アルゼンチンの人だったし、
北欧の国々なんかもそうですが、出身の国の国際的影響力に関係なく、
国際舞台で活躍する小国出身者って意外と多いのかも。

話がそれましたが、

新教皇は、生活習慣は質素で、普段は地下鉄やバスといった公共交通機関で移動し、
バチカンに向かう飛行機もエコノミークラスを利用。
週末はブエノスアイレス近郊のアパートで静かに過ごし、
地元サッカーチームのファンでもある。
といった庶民的な方だそうです。

写真で見る限り、愛嬌のある顔で、気さくで人々の人気を集めそうな方ですね。
ご活躍をお祈りします。

P.S.
中国は、早速、バチカンと国交のある台湾との関係で、
バチカンに圧力をかけてきているそうですが、
節操の無い本当に「ならずもの国家」ですね。
不当な圧力に屈せず、台湾というすばらしい民主主義国家を支持し続けてほしいものです。

ローマ帝国滅亡の日

2012年05月29日 20時41分53秒 | 歴史/芸術/文化関連記事
1453年5月29日
毎年、同じことしか書けないけど、
ロムルスとレムスによって建国された「ローマ帝国」が、
最後の皇帝「コンスタンティヌス11世」と臣下の英雄たちと
共に地上から消えました。
今年は、ギリシアが世界経済に悪影響を及ぼしたり、
「テルマエ・ロマエ」のヒットなど、(東)ローマ帝国関連の話題が、
取り上げられていますが、この状況を陛下がご覧になっていたら、
何とおっしゃるのでしょうね^^;