綿ふとん打直し

昨日のお客様
嫁入りの時に持って来た婚礼ふとんを
打ち直してほしい　と。

猛暑の中
おふとんの整理は大変な作業であったと拝察いたします。

「暑いからふとんの整理」と言われました。
なるほど、昔は
綿わたのおふとんは
干してから打直しに出していた方が多かったのを思い出したのでした。

理由はキロ数で打直し代がはじかれるので
少しでも安くする知恵です。
今でもキロ数換算しますよ。

最近は綿わたの打直しはめっきり減りました。
掛けは羽毛、敷きは腰楽寝具が主流になってきたからですかね～。
「綿わたの打直し」そのものを理解されていない方が多くなってきたから？

綿わたは昔貴重品でした。
「もったいない」という気持ちがお年寄りには強いようです。
しかしながら、打ち直しの回数が増えるたびに綿の繊維は短くなって固くなります。
綿わたの打直し回数は2回まででしょう。

綿わたのふとんの需要が減る→職人さんが減る→手作りのふとんが減る
弊社は広島の業者さんに頼んでいます。
カード織機という機械で打ち直すのでゴミやホコリが除去されるのです。
その業者さんもこの代限りという情報を得ました。

綿わたの打直しそのものが日本からなくなってしまうのかもしれません。

出来る時に綿わたのおふとんの整理をされてはいかがですか？


寝具のことなら
山口県柳井市の快眠請負人にお任せ下さい。

では又･･･｡