昔は日本画は全く興味なかったのに
最近は日本画もいいと思うようになってきた。
典型的日本画もいいんだけど
どこか西洋の影響を受けてる作品が好き。
ポスター見て、かなり興味が沸いたこの展覧会。
面白かったわ~
四つに分類されていて
動物と自然
花・草・木
女性
水墨画
基本的に色彩豊かなのが好きだから水墨画はけっこうどうでも良かった。
でも典型的な水墨画と違ってカッコ良かったけど。
動物を描いているのが一番印象に残ってる。
面白いのよ、動物の描き方が。
レントゲン写真撮ったみたいに中が透けてるの。
一匹にも見えるし何匹もいるのかにも見えるような描き方。
砂漠にらくだが3匹丸まっていたり
草原に狼がいる絵。
月とサイ。
月とシマウマ。
どれも背景の描き方が細かい。
50年代くらいに描かれた作品。
すごいよ。そんな昔にこういう絵を描けるなんて。
自然を描いた作品になるとがらりと印象が変わる。
お花を散らせた絵も色彩豊かで本当綺麗。
ほとんどが背景を金にしていて好きだった。
黄色と白の蝶が黒い月を背景に飛んでいる絵も良かったな。
また、波の描き方が細かいの。
今だったらグラフィックとかで簡単に描けるのだろうけど
手描きだよ~すごいよ。
波に月と山。
幻想的で素敵。頭の中どうなってるんだろう。
女性の絵もモダンだった。
裸婦がモデルなんだけど黒いレースを身に纏っている絵がかなり素敵だった。
白い裸体に黒いレース(これも模様が細かい)、ブルーのアイシャドウ、赤いマニキュアと口紅。
モダンです。
当時の人にとってはどの絵もかなり斬新だったんだろうなー
その衝撃を受けてみたい。
本当素敵な展覧会だった。
そして人がいなくてゆったり鑑賞できたのも良かった。