マイ・ブルーベリー・ナイツ

本当に好きです、この映画。


ストーリーも、

登場人物も、俳優たちの演技も、

色彩、アングル、全てが。


次の日も流し見するつもりだったのにじっくり観ちゃったし。


ジュード・ロウの作品ってそんな観たことないけど
一番この映画の演技が好きだな。


私生活は乱れてますが（笑）、
そんなのどうでも良くなるくらい素敵。

笑顔や仕草がナチュラル過ぎて、実際もこういう人なのかも！と錯覚起こしてしまう。



あと、ナタリー・ポートマン。


カッコいい～女！！


あんな髪型、同じ年頃の子で似合う子なんていないよ。


すごいな、って思ったのが食事の食べ方。

食べ方ってその人の性格やその時の心境が表れると思うんだけど
役柄になりきってて。

初めてこの映画観た時も一番印象に残った。



主人公が地味だったのが逆に周りの人物たちを際立てていて良かった。


私にとってはパーフェクトな映画

あー、思い出したらまた観たくなってきた～！！

理想の彼氏

なんともまぁ、ぼやけた映画。

キャサリンが可愛いだけ。

でも老けたな～綺麗なんだけどね。


天気でいったらどんより曇り空。

そんな映画。

なんだかはっきりしない微妙なストーリー。

相手役の男もビミョー。受け口だね。



ヴァージンシネマにて。

イングロリアス・バスターズ

面白かった～!!!

これ、返金キャンペーンで返金希望した人いたのだろうか。



とりあえずランダ大佐役のクリストフ・ヴォルツ(ヴァルツ)？の演技。

この人が主人公、というぐらいの存在感と演技力。


ブラピもバーン・アフター・リーディングの時みたいになんかおかしいし、

ダイアン・クルーガーやショシャナ役の女優さんもみんな良かったけど

今覚えてるのはあのおじさん。

カンヌで最優秀男優賞取ったらしい。

それを知ってまた納得。

他の出演作品観てみたい。



上映時間150分と聞いて、なげぇ～！て感じだったけど

全く感じさせず。


引き込まれました。



ヴァージンシネマにて。

あの日、欲望の大地で

どうも乾いた大地が舞台の映画が好きみたい。

乾いた空気、何もない広大な大地、ナチュラルな洋服。

色味のないトレーラーの中に生けられた色とりどりのお花。

そしてあまり感情に抑揚のない（ように見える）人たち。

幸せとか不幸とか、そういう気持ちはなくただ生きているように見える。


シャーリズ・セロンはもちろん綺麗なんだけど

若い日のマリアーナ役のジェニファー・ローレンスに目が釘付け。

すごい存在感。適役。


淡々としているんだけど全く飽きなかった。

ジェニファー・ローレンス、シャーリズ・セロン、キム・ベイシンガー。

この３人を観られただけで満足だった。



Bunkamura ル・シネマにて

リトル・ミス・サンシャイン

アビゲイル・ブレスリンが本当可愛かった～

最後の場面は何でそうなる！？って感じだったけど笑った！

みんなでアイスクリーム食べる場面が微笑ましかった。

トラブル続出だったけど、最後はみんな笑顔。

温かい映画だった。

お兄ちゃんと伯父さんとの関係が好きだったな。

ロシュフォールの恋人たち

初めて観た時は
ただただHappy Happyなストーリーと
色彩・ファッション、音楽に感動してた。


今回久しぶりに観たら…

なんかにやけっぱなし。

だってみんなおかしいんだもん。

名前が嫌という理由で恋人に逃げられてしまったシモンとか、
ハイテンションで街中踊りまくるジーン・ケリーとか
突っ込みどころ満載。

面白すぎる。

本人たちはいたって真面目なんだけど。

おかしな歌詞を切ないメロディーで歌ってる姿は
悪いんだけど笑ってしまった。


みんな人生を楽しんでる。
これがフランス人なんだな、と思った。

実際フランス行ったことないから分からないんだけどさ。

フランス人が人生に対して大切にしている精神っていうのは
この映画そのものに見えた。


カトリーヌ・ドヌーヴはやはり美しい
そして出てくる女性、みんな美脚


ファッションも白を基調としたパステルカラーでまとまっていて
可愛すぎ

あと帽子！！
あんな帽子かぶれないけどすっごく可愛かった～


音楽も良し。
初めて観た時に「双子の歌」にハマってサントラ聴きまくった。
「キャラバンの到着」も好き。


とにかく、観た後絶対にHappyな気分になれる映画



シネセゾン渋谷にて。

チェンジリング

完全に映画の世界に入っちゃったよ。

すっごくすっごく面白かった！！

作りが上手くて飽きさせない。
すごいな～クリント・イーストウッド。


アンジェリーナ・ジョリーの演技が母そのもので
もう観ていてやばい。すごいわ。
これ、子供がいる人が観たら号泣じゃない？

え、関係あるの？っていうシーンから
そうつながっていくとは…
いや～面白かった。

でも内容はかなりずどーんとくるから
何度も観返したくはないけど。


殺人の手伝いをした少年、あれからどんな人生を歩んだんだろう…
一生のトラウマだよね…
あの少年ばかりが気になった。


アンジェリーナ・ジョリーが「希望を見つけたわ。」というセリフを言う時の
強い表情が素敵。

でもこれが実際にあった事なんてね…
人間ってやっぱエゴの塊だね。



六本木ヒルズにて

フォレスト・ガンプ／一期一会

「ベンジャミン・バトン」を観てフォレスト・ガンプに似ていると思ったら
脚本が同じ人。

子供の時に観たきりだったから
急に観たくなって買ってみた。


ベンジャミン・バトンより私はこっちの方が好きだな。

何でそうなる～！？っていう連続だけど(それこそ数奇な人生)
コミカルで、フォレスト・ガンプは真剣で、面白い。ストーリー全体にわざとらしさがないんだもん。


トム・ハンクス、上手い！！適役。
本当に少し障害がある人に見えてしまう。

切ないんだけど心がじーんと温まる映画。

最後フォレストが一人にならなくて良かった。
どんなにお金を持っていても大切な人が側にいないと寂しい。

羽がふわっと空に飛んでいく最後の場面を観てなんか涙が出ちゃった。

ベンジャミン・バトン／数奇な人生

２時間越えてます。
でもその長さを感じさせないほど面白い。

山あり谷あり、最後は何かが起きてハッピーエンド、ていうんじゃなくて
ただ一人の人間の人生を淡々と描いた感じ。
うん、これが大抵の人の人生だ。

でも人と違う点、年を取るたび若返っていくということが
映画全体を哀しい雰囲気で包んでる。

周りの大切な人たちと一緒に年を取っていけるということが
どんなに幸せなことか。

でも、愛する人の腕の中で死んで行くベンジャミンも
幸せだなと思った。

最後の場面の、おばあちゃんになったデイジーと幼い子供になったベンジャミンが
ゆっくり散歩していてそっとキスするシーン、
なんか心にすごく残ってる。



六本木ヒルズにて。

マンマ・ミーア！

友達からかなり面白いらしい、と聞き
かなり期待して観てしまった。


うん、確かに面白い。

面白いんだけどなんだかなぁ…

映画の登場人物たちがハイテンションでさ、
なんかついていけない。

特にメリル・ストリープ。
演技うまいし、好きなんだけど
今回の役はあまり合っていなかった気が…
一番違和感を感じてしまった。
無理にテンション上げてる感じがして。

でも、娘に「ママが(ヴァージンロードを)エスコートして。」と
言われた瞬間のあの演技。
さすが大御所。
あまりにも自然な演技で涙を流していてすごいと思った。


面白かったのがメリル・ストリープの友達役の人。
体を張った演技ですごく面白かった。
どこかで見たことある顔だな～と思ったら「シカゴ」のミス・サンシャイン役の人だった。
あの映画でも歌ってるうちに飛んじゃうし、ああいう風に恥ずかしげもなく演技ができる人って好き。


あとピアース・ブロスナンがあんなにカッコ良かったなんて知らなかった。
今まであの人が出てる映画、「ミセス・ダウト」くらいしか観たことがないせいだと思うけど
なんか気持ち悪いと思ってて。
ちょっとおじさんになって渋めのエロい感じ？がなんかセクシー
００７も観てみようかしら！？


ま、ギリシャの景色がすごく綺麗だし安心して観られる映画だよね。
最後の終わり方はハリウッド的な無理したハッピーエンドで
私的には微妙だけどまた観てもいいかも。(何じゃそりゃ。)

ダンシング・クイーンのシーンはすっごくすっごく良くって
自然に涙が出た。


娘役のアマンダ・セイフライド(？)が可愛い！
ベビーフェイスにあのボディ、ワンピース型の水着を着てしまうとさらにいやらしい。
絶対あの胸はニセモノだな。どうでもいいけど。
でも良くとおった歌声はすごく綺麗だった


六本木ヒルズにて。

００７／慰めの報酬

カッコ良すぎですから、ダニエル・クレイグ。

あんなにぼろぼろになってもカッコいい。

むしろもっとカッコいい。

あのストイックな感じといい、ブルーの目とか、
内に秘めている悲しげな感じとか…

やば～い…
あれじゃ誰だって落ちてしまうさ


今回のボンドガールのオルガ・キュリレンコも可愛かった
あまりに黒くてびっくりしたが。

「薬指の標本」もう一度観ようかな。

でも一番はやっぱりエヴァ・グリーン


とにかくこの映画は本当カッコいい～

スタイリッシュ

その一言。

アクション映画でこんなにカッコいいと思う映画は初めてだわ。
そんなにアクション映画観たことないんだけど。


オープニングからいきなりのカーチェイスもすごい
なんで運転できるのか謎だけど、飛行機のシーンも何だかすごかった。

しかしバイク乗ってるボンドはカッコ悪かった…
ためらいがちに運転してる姿がこっちにも伝わってきたよ(笑)


いろんな国観られるのも映画のいいところ。

イタリアのシエナの街並み、美しかった。


前作では恋について。

今回では感情の抑制について。

一つ一つ学んでいくボンド。


次回もあるのかな？
本当楽しみ
ぜひダニエル・クレイグが演じてくれますように

ＤＶＤ、絶対に買わなくちゃ。



六本木ヒルズにて。

シェルブールの雨傘

デジタル・リマスター版が上映するというポスターを見て
ぜっっったいに観なきゃでしょ！！
ということで観に行ってきた。


映画館で観れて良かった～

一つ困るのは昔の映画はエンド・ロールがなくて
すぐに会場が明るくなるから涙が…

最後の場面は涙ぼろぼろ。

また泣け泣けーー！！と言わんばかりに盛り上がる
あの切ない曲(笑)


これも初めて観たのはかなり前で、

映画全部のセリフが歌でえっ！？って感じでさ、
あの結末も何だよ～って納得いかなかったんだよな。

あれから数年、あの結末で良かったじゃん、と心底思った。

だって若い二人の恋だもの。

あのまま結ばれて現実見るより
終わった恋を美化して思い出として自分の中に閉まっておいた方がいい。

なんかあまーい感じで終わりそうなのに
意外と現実的。


もうカトリーヌ・ドヌーヴが綺麗すぎて
綺麗なんてもんじゃない。
同じ人間に見えない。
今のカトリーヌ・ドヌーヴは人間に見えるけど(笑)

髪型も普通の人がしたら絶対まずいでしょ～って感じなのに
すごく可愛いし。

そしてコート！！

サーモンピンク、
オフホワイト、
バーバリーのトレンチ、
ビビットピンク。

カラフル

デザインもすごく可愛いの～

特に好きなコーディネートが
ブルーの花柄のワンピにオフホワイトのコートを羽織っている時。

ボタンのところのカッティングがまた可愛くて

昔の映画って洋服がかなり可愛いから観ていて飽きない。
どんなにつまらないストーリーでも
女優さんが可愛くて洋服が可愛ければＯＫ！！


またどの部屋も壁紙が素敵なの

ピンクと紫のストライプとか、
ジュヌヴィエーヴの部屋はキャス・キッドソンみたいな
水色に花柄の壁紙。可愛すぎ

日本は何て地味なんだ…
それはそれで良さはあるんだけど。

赤い壁紙の部屋に白い梅が飾ってあったり
黄色やピンクの大きな菊を無造作に生けてたり。
オリエンタルな雰囲気もあってすごく素敵


カトリーヌ・ドヌーヴ
洋服
インテリア

これだけでも観る価値あり。


次は「ロシュフォールの恋人たち」だ


シネセゾン渋谷にて。

ハウルの動く城

私にとって
最近の宮崎アニメはちょっと時間おいて２回目観た時の方が面白い。

千と千尋～も観直したらすごく良かったし。

ストーリーが昔の作品より複雑だから？

私も観た当時より大人になっただろうから
ストーリーを理解しやすくなっているのもあるのだろうけど。


この映画も初めて観た時より面白かった。

背景があやふやな所があるけどあまり気にならず。


やっぱすごいね、あの世界観。

ヨーロッパっぽいんだけど不思議な世界。

荒地の魔女の手下たちが面白かったな。

キャラクターたちもみんな可愛いし。

カルシファーが特に可愛い

あの想像力、今さらだがすごい。


そしてあの音楽がまた！！

初めて観た時ソフィーがハウルに出会って空を歩くシーン、
その時にあの音楽が流れた時なんか涙が出た記憶がある。

久石譲＆宮崎駿、最強タッグだわ。


またキムタクの声がハウルに合ってて
キムタク嫌いなんだけど、
これは本気でカッコいいと思った

最後二人がキスする場面ちょっとドキドキしちゃったもん。


自分らしくね。

最後、みんなが大家族みたいになって終わるのも心温まって良かった

007／カジノ・ロワイヤル

観る前までのイメージはダサかった。

期待しないで観たせいか思った以上に面白くて。

ポーカーのシーンでけっこうドキドキ。


今回、「慰めの報酬」を観る前にもう一度おさらいってことで
ＤＶＤ買っちゃったよ。


やっぱ面白い！

ダニエル・クレイグがすごく役に合ってる。
走り方を見るとあんま運動神経良さそうじゃないんだけど(笑)

彼のあのエロイ雰囲気は何だ！？

映画全体がスタイリッシュ
とにかくカッコいい！！

Ｍ役のジュディ・デンチも綺麗だし。


そして何といってもボンドガールのエヴァ・グリーンよね。

この人、すごく好きな女優。

めちゃくちゃ細いのに胸あるし、
あの悪女っぽい雰囲気がヤバい。

「ドリーマーズ」観た時から何だこの女優は！？っていう存在感。

あんな心を開かなさそうなボンドが
仕事を引退する決意までさせた女性。

適役です


エンディングの切なさとかさ、とにかく好き～この映画

今までとは違う００７、っていうくらいだから
昔のシリーズなんか観る気しないわ。

ヴェスパー、どんな味なのか飲んでみたい

レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで

サム・メンデス

レオナルド・ディカプリオ

ケイト・ウィンスレット


どれも好きな人たち。
観る前からかなり期待していた。

もうね、すごい良かった！！
良かった、ていうのはこの映画にふさわしくない感想だと思うけど。


とにかくすごい。

その一言。

深い。
観た後すごくいろいろ考えてしまう。

さすがアメリカン・ビューティーの監督だわ。
映画の雰囲気も似てた。


そして主役二人の演技。

この二人、外見とかは全然好みじゃないんだけど
この人たちこそ本当の俳優だと思う。

いろんな役演じるし、何より上手い！！
役になりきってるし。


主人公に関わらず、
周りの人たちの感情の流れの表現がすごい。

よく撮ったな～って感じ。

すごいとしか言えないなんて本当言葉が貧弱だね


こういう現実的な映画大好き。

火曜日に観たのに未だに心に残ってるんだよね。

もう一度観たいな。
ストーリーの流れを把握した上でじっくり観たい。



シネセゾン渋谷にて。