ベンジャミン・バトン／数奇な人生

２時間越えてます。
でもその長さを感じさせないほど面白い。

山あり谷あり、最後は何かが起きてハッピーエンド、ていうんじゃなくて
ただ一人の人間の人生を淡々と描いた感じ。
うん、これが大抵の人の人生だ。

でも人と違う点、年を取るたび若返っていくということが
映画全体を哀しい雰囲気で包んでる。

周りの大切な人たちと一緒に年を取っていけるということが
どんなに幸せなことか。

でも、愛する人の腕の中で死んで行くベンジャミンも
幸せだなと思った。

最後の場面の、おばあちゃんになったデイジーと幼い子供になったベンジャミンが
ゆっくり散歩していてそっとキスするシーン、
なんか心にすごく残ってる。



六本木ヒルズにて。