シェルブールの雨傘

デジタル・リマスター版が上映するというポスターを見て
ぜっっったいに観なきゃでしょ！！
ということで観に行ってきた。


映画館で観れて良かった～

一つ困るのは昔の映画はエンド・ロールがなくて
すぐに会場が明るくなるから涙が…

最後の場面は涙ぼろぼろ。

また泣け泣けーー！！と言わんばかりに盛り上がる
あの切ない曲(笑)


これも初めて観たのはかなり前で、

映画全部のセリフが歌でえっ！？って感じでさ、
あの結末も何だよ～って納得いかなかったんだよな。

あれから数年、あの結末で良かったじゃん、と心底思った。

だって若い二人の恋だもの。

あのまま結ばれて現実見るより
終わった恋を美化して思い出として自分の中に閉まっておいた方がいい。

なんかあまーい感じで終わりそうなのに
意外と現実的。


もうカトリーヌ・ドヌーヴが綺麗すぎて
綺麗なんてもんじゃない。
同じ人間に見えない。
今のカトリーヌ・ドヌーヴは人間に見えるけど(笑)

髪型も普通の人がしたら絶対まずいでしょ～って感じなのに
すごく可愛いし。

そしてコート！！

サーモンピンク、
オフホワイト、
バーバリーのトレンチ、
ビビットピンク。

カラフル

デザインもすごく可愛いの～

特に好きなコーディネートが
ブルーの花柄のワンピにオフホワイトのコートを羽織っている時。

ボタンのところのカッティングがまた可愛くて

昔の映画って洋服がかなり可愛いから観ていて飽きない。
どんなにつまらないストーリーでも
女優さんが可愛くて洋服が可愛ければＯＫ！！


またどの部屋も壁紙が素敵なの

ピンクと紫のストライプとか、
ジュヌヴィエーヴの部屋はキャス・キッドソンみたいな
水色に花柄の壁紙。可愛すぎ

日本は何て地味なんだ…
それはそれで良さはあるんだけど。

赤い壁紙の部屋に白い梅が飾ってあったり
黄色やピンクの大きな菊を無造作に生けてたり。
オリエンタルな雰囲気もあってすごく素敵


カトリーヌ・ドヌーヴ
洋服
インテリア

これだけでも観る価値あり。


次は「ロシュフォールの恋人たち」だ


シネセゾン渋谷にて。