昔大好きAVライフ

昔の音楽などに興味のあるAV大好き人間です.念のためにAVとは「Audio Visual」の略です.

麻酔医も書類送検

2007年05月14日 | 談話
まず,問題となった外科手術事故.
国立がんセンター中央病院で2002年8月,子宮がん治療のため子宮の摘出手術を受けた主婦(当時47歳)が大量出血により翌日死亡した外科手術事故.

麻酔医も,出血を知りながら手術をやめさせるなどの措置をしなかった疑いがあるということで,書類送検されました.

まだ,書類送検の段階なので,この先どうなるか分かりませんが,もし,検察から麻酔医も起訴されるとなると,これは一大事.(執刀医が起訴されても一大事ですが)

警察,検察などは実際の手術現場をよく知っているのでしょうか.術中,出血が持続すれば,もちろん執刀医,助手は止血処置を全力で行います.一般的に開腹手術の場合,全身麻酔を行っている麻酔医のところから術野は見えにくい.

手術の内容,手技的なことについては,麻酔医は素人.麻酔医の出る幕はありません.血圧の変動等については伝えることはできますが,「手術をやめさせる措置をする」というのは到底無理.

これで麻酔医まで起訴されたら大変.(執刀医も麻酔医も起訴されないとは思いますが)
この事案も今後,福島県立大野病院(大熊町)で起きた医療事故裁判同様,注目されます.
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