日の目を見たハンモック

散歩に出たのですが　キョン太がいない…




「今日は風が強いですからね　」




「ビビってますね　」




「確実にビビってます　」




ハイ　ビビって草むらに隠れています




でも時折　風が止むと…



チャミを見つけ




追っかけたり




一人で




転がり




また風が強くなると　避難するを繰り返していました




さて　散歩は早々に切り上げ家に入ったのですが

1年ほど前に買って　誰も使わず置いてあったハンモックに

何故か小太郎が乗りました




オブジェ化していたのに




何故急に乗ろうと思ったのか…




そして隣でバタバタ　バトルが繰り広げられても




微動だにしない小太郎はやっぱスゴイね




キョン太がイタズラしそうだったので　隠しておきましたけど




その後　チャミも触発されたのか




小太郎が降りた途端　乗ってました

なぜ急に乗り出したのか…　謎です…



そして風が怖いのに　キョン太デラックスになりながら外へ出る




キョン太も謎です…




外に出るたびに踊るのもね




おやすみなさい

一件落着

「さぁキョン太　お散歩行きますよ　」

＜今日はさくら張り切ってますね　＞



「散歩をして　今日はササミを食べるんです　」

＜なるほど…　＞



「母ちゃん見てますか？　」




「さくらは散歩してますよ　」




「これでササミは確実です　」

＜ササミの事となると必死だねぇ　＞



「キョン太　そんな所に居たら　」




「よいしょ　」

＜エッ　＞



「っと　」

＜あっ　＞



「邪魔ですよ　」




「え～っ　」




「僕にはファンレターが届いたんですよ　」




「お姉ちゃんは知らないのかなぁ？　」




「母ちゃん　僕にファンレター届きましたよね？　」

＜そっ　そうだねぇ　草食べないの？　＞




「食べますけど…　」




「ファンレター届いたのに　おかしいなぁ？　」




「ファンレター届いても　届かなくてもキョン太はキョン太です　」

＜そうだよねぇ　＞



今日もいつもの様に　飛んだり




伸びたりしてるもんね





「これでファンレター騒動も収まりそうですね　」

＜発端は小太郎だから　収まって良かったね　＞

でも　一応騒がせた罰として…


ブチャイクな顔を写しておきましょう




「やっとファンレター騒動も終わりましたね　」

＜ハイ　チャミのおかげです…　＞


ファンレーターを書いて頂いた皆様

キョン太も満足した様です

ありがとうございました

ファンレターが来ようが来なかろうがキョン太に対する対応は変わらないと

キョン太も分かった様です

でも　ファンレター来て良かったね

母ちゃんも嬉しかったよ




おやすみなさい

おとしまえ

ムッスー



「ファンレター　届いていません　」

＜まだ郵便屋さんが運んでる途中だよ　＞



「じゃあ　いつ届きますか？　」

＜そのうち届くよ　それまで散歩しよう　＞



「本当に届きますか？　」

＜届く届く　＞
＜さくらは散歩する気ないようだね　＞



「じゃあ　お散歩行きます　」

＜さくらは散歩しないのは良いけど　お尻に花びらついてますからね　＞



さて　キョン太を遊ばせてファンレターの事は忘れさせましょう




これだけ飛べば　忘れたでしょう




負けずにチャミも




寒い中




なかなかのはしゃぎっぷりでしたよ




さて小太郎君




ファンレター騒動のおとしまえつけてもらいましょうか




「何をする気ですか？　」

＜母ちゃんは何もしないよ　＞



「じゃあ　安心です　」

＜そうかなぁ？　＞



ばあちゃんのブラッシングは　母ちゃんみたいに手加減はしないよぉ




「やっ　やめてくださぁ～い　」




一丁上がりぃ

＜放心状態になっちゃいましたね　＞



「ねぇ　母ちゃん　」




「昨日のササミ　まだありましたよね　」

＜あるけど　散歩してないから今日はあげませんよ　＞




「え～っ　ささみが痛んじゃいますよ　」

＜大丈夫　そんなにすぐに痛みませんよ　＞



「でも良いです　後でこっそりばあちゃんに貰っちゃいます　」

＜母ちゃんの秘密の隠し場所だから　ばあちゃんもある所知らないも～ん　＞


散歩しない者　おやつ食べるべからず　です



おやすみなさい

ファンレター

今日も　あまり天気が良くないので…



ブチャイクなキョン太の顔から始めてみましょうか




「母ちゃんヒドイです　」

＜ゴメンゴメン　あまりヒドイ顔してたから　＞



「今日はこれから　カッコイイ写真だけにして下さい　」

＜ハーイ　＞



「お姉ちゃん　今日はカッコイイ写真撮ってくれるんですよ　」




「ネッ　母ちゃん　」

＜頑張るよ　＞



「チャミは無理だと思いますけどねぇ　」




「じゃあ　母ちゃん頑張って下さい　」




「チャミはゴロゴロしてきまぁ～す　」




あんまり　汚れないようにね　




「またこの姿　写してるんですか　」

＜ちゃんとハートマークで隠してるから大丈夫　＞



「そう言う問題じゃ　ナイいです　」　




「僕もゴロゴロしよ～っと　」




キョン太にも星マークつけとこうね




さくらは嬉しそうにしてるね




「昨日　母ちゃんがササミ買ってきたの見ました
　だから　今日はササミが食べられます　」

＜見てたんだ…　ちゃんと散歩したらね　＞



「ハーイ　たくさんお散歩してきまーす　」





「母ちゃん　カッコイイ写真たくさん撮れましたか？　」

＜エッ　うっうん　たくさん撮ったよ　＞



「これで　明日はお兄ちゃんよりたくさんファンレターが届きます　」

＜んっ　お兄ちゃんもファンレター届いたこと無いけど…　＞



さては…


キョン太にウソついてますね




「さぁ　なんの事だか…　」

＜　・　・　・　　＞



「明日が楽しみです　」




「早く明日にならないかなぁ　」




小太郎　何とかしてくださいよ

＜寝たふりしなーい　＞




おやすみなさい

お友達になって欲しいなぁ

「さて　お散歩に行きましょう　」




「待ってください　今日はお兄ちゃんと一緒に居ます　」




「ぼっ　僕は一緒じゃなくて良いです　」




「小太郎はどこに行ったんですか？　」

＜分かんないんです　どこいちゃったんでしょう　＞



「まぁ良いです　さくらはお散歩してきまぁ～す　」




「お兄ちゃん　どこ行っちゃったんでしょう？　」




「お兄ちゃ～ん　」

＜キョン太　新しいお友達作ったら？　＞



「新しいお友達？　」




「キョン太とお友達になってくれる子なんて　」




「居ないと思います　」

＜と　思うでしょう？　＞



「居るんですか？　」




さっきから　あそこに…




可愛い子がいるんですよ




あ～　キョン太お友達候補が行っちゃうよ




「僕はお兄ちゃんの方が良いです　」




「急げ　急げ　」

＜小太郎　なに急いでるの？　＞



「キョン太に見つかる前に帰ろうと思って…　」




でも　結局押しかけられたんだ




「お兄ちゃんが一緒に寝ようって　」




「僕はそんな事言ってません　」




「で　」




「チャミの所へ逃げてきたんですか　」




「僕は諦めません　」




「明日こそ一緒にお散歩します　」




母ちゃんは　あの黒猫さんとお友達になって欲しいなぁ




おやすみなさい