小太郎の勇姿

渡り鳥の季節になりました




木の実を食べに　次々といらっしゃいます

＜以前はみんなで　かぶりつきで見ていたんですが…　＞



今は渡り鳥を見るより　置物を落とす方に興味があるようです




落とした後は…




「何で落ちたんだろう？…　」

＜何でって…　＞


「あんな所まで遊びに行っちゃいました　」

＜どこまでも天然な…　＞



そしてこちらは　何をしたのか




目の上が赤くなっています

＜掻いたのか　ぶつけたのか…＞




「母ちゃん　これは男の勲章です　」




「男はこれくらいでなくては　」




「僕の勇姿をもっと見たいですか？　」

＜イエ　結構です　＞



「あ～あ　もっとたくさん僕の勇姿を見てほしかったです…　」




さっきキョン太の隣で




小太郎の勇姿を見せて頂きましたので




母ちゃんはお腹いっぱいです




「母ちゃん　それは勇姿ではありません…　」




「今日は男らしい僕を見てほしかったのに　」




「台無しです　｝」




「母ちゃん　チャミは付き合っていられませんので行きますね　」

＜あ～　台無しですぅ～　＞



「お兄ちゃんと言いキョン太と言い…




「勇姿とは程遠いですね　」




でもお兄ちゃんは　野良ちゃんが来た時に守ってくれるから

勇姿が見られるでしょ

キョン太は…　そのうち見られる時が来るか・も…




おやすみなさい