2014年 12月24日に
我が家の3匹目の子になってくれた『きなこ』。
夜、真っ暗になってから家に到着し、
クルがどんな反応をするか?
まったく予想がつかなかったですが…
長い時間 お留守番していたクルは
いつものように玄関まで出迎えてくれていました。
そして、
すぐに きなこの存在に気付きました。
3年前 レンを連れ帰った時は
お互い生後5か月まで一緒に育った仲なのに、
クルは怯えて震えるレンに“シャー!シャー!”言って
固まってキャリーから出てこられなかったレンに
思いっ切り猫パンチをしていた事を今でもハッキリ覚えています。
なので、
きなこの時もそんな事を少し想定していたのですが
予想外にもクルは“か弱く鳴く小さなモノ”にただただビビッてました。
とりあえず、
きなこにはケージに入ってもらって
まずはお留守番をしていたクルにご飯をやったり
人間の子たちにもご飯を食べさせたり…とバタバタ。
その後 きなこをケージから出したのは
長男坊も次男坊も眠ってから、
リビングでドキドキしながらケージの扉を開けました。




きなこは元親さまの所で猫に揉まれて育って来ていますから
クルを見ても一切物怖じせず…でしたが
むしろ、クルの方がビビりまくってました。
元親さまの所では
母乳以外の水分はまだ飲んだことが無いとの事で
わざわざ子猫用の粉ミルクまで持たせてもらったのですが、
ケージから出てクルの食器を置いてる所までタタタッ!と行き
クルの飲み水を発見すると
すんごい勢いでお水をがぶ飲みして驚きました。

一夜明けて、
クルは時折 小さく唸り声をあげ
苛立ちをあらわにしていました。
きなこには基本、ケージに居てもらって
ちょっとかわいそうだけど
何でもクルを優先するようにしました。



夜中のケージの冷えが想像以上だったので
寒さ対策をBちゃんに教えてもらってケージを改良したり、
クルとのやり取りの中での注意点なんかを沢山教えてもらいました。
とにかく、
きなこは“クル兄ちゃん、LOVE♪♪♪”で
四六時中 クルの後を追いかけまわして…


で、
初めは逃げてばかりのクルも
そのきなこのしつこさにイライラ!
うなったり、猫パンチしたり…

そのうち
ちょっとした事できなこの頭頂部を噛んで
そのまま頭頂部をくわえたまま、
母猫が子猫を運ぶように
そのまま泣きわめくきなこを引きずってきたり…
という光景がよく見られました。
きなこも痛いみたいで、
かなりの悲鳴をあげるんだけど…
でも、
身体が自由になると
またすぐクルの所へ飛んでって
また同じ事の繰り返し×エンドレス!
…これを、
今日現在もまだ繰り返してます。
けれど、
そうかと思えば。
飲み水をひっくり返して濡れてしまった身体を
クルが駆け寄って舐めてやったり。
12月24日に来たきなこだけど
年が明けてしばらくした頃だから…
家に来て2週間経ったぐらいの時に
きなこが初めて喉をゴロゴロ鳴らし
起きがけにクルにすり寄って行き、
ママを思い出したのか
クルのおっぱいに吸い付いたんです、
チュチュチュチュチュ!!!…とスゴイ音を立てながら。


クルが怒るんじゃないか?と一瞬慌てましたが
クルは上目づかいな目で“母ちゃん、困った…”と
私に訴えかけるような目線を送ってましたが、
きなこがやりたいようにさせてました。
で、
そんな様子も 今日現在もよく見られます。
きなこはクルが好き過ぎて
クルはそのしつこさがちょっとストレスみたいだけど…
それでも気が付くと
一緒に寄り添って眠る姿を見せてくれるようになりました。



ただ。
先日にupした『お久し振りです』の中でも書きましたが、
やはり
レンに逢いたい気持ちは
レンを抱きしめたい想いは
決して薄まらないし、
何かに代替えされるものでは絶対にないのです。
レンを亡くした哀しみや寂しさは
確かに時間と共に 少しずつ様子を変えてはいますが…
だけど
今、ここに居ない寂しさをひしひしと感じざるを得ない。
『ここに レンが居たら良いのに…』
どうしてもそう感じてしまって
レンを恋しく思う私が
やはり ここに居ます。
すべて可愛いですね~
クルちゃんの困ったお顔も可愛い(*^^*)
少しずつ2ニャンの距離が縮まっていきますね
わたしも。。。
25年以上前にアパートで一人暮らししていた時に
飼っていたネコを 今も想う事があります
あの時は貧乏で美味しいものも食べさせてあげられなかったし
時間もなくて 一緒の時間もあまりもてなかった
今 居てくれたらな~って
すっかり返信した!…と思い込んでいました、
すみませんm(_ _;)m
しずくさんにも忘れられない子がいるのですね…
やはり、生き物を迎え入れるという事は
最期も、そしてその後も。
ずっとずっと残る想いも全部を引き受ける!
という事なのでしょうね。
最近 気が付いたのですが、
時折 クルがレンの遺影をじっと見つめている姿を目にします。
猫もきっと、大切な間柄の子には
消えない想いを抱き続けるのでしょうね。
だって、お腹の中からずっと一緒だったのですから…