まず最初にやった事は近所の不動産屋さんに頼んで、骨董品・美術品を扱う業者を呼んでもらった。(この不動産屋さんは、なんでも屋、野菜も売れば草刈りもするし、小回りがきくから重宝されている)
父親の楽しみであった掛け軸や茶碗など、売ってもらった。
掛け軸に関しては、父親の仕事の延長で旧家の知り合いに譲って貰った物もあり、多少の期待が。茶碗は酒器がメインで新しい物しかなく、酒の飲めない(飲みたいけど飲んだら死ぬと医者に驚かされている)オイラは全て持っていってもらった。
掛け軸はうちにも仏壇もあり、浄土真宗のお勤めも必要であるため、四季の季節ものと、仏事用の物、父親の思い入れがあるものは残した。
売れたのが「伊藤若冲」の掛け軸。見てもわからんかったけど。本物なら1,000万円超でもおかしくないらしい。
出所も由緒ある旧家なので『もしかして・・・』
骨董品屋さんの戦略は、毎週行われている市に10万円の値でだす。さらに「さくら」を仕込んで、値を釣り上げたそうな。で30万円の値段で売れたらしい。その値段で産廃の費用も出てお釣りがくることに。ありがたやありがたや
(ところで骨董品でさんは幾ら儲けが出たんろう?)
本が単行本、文庫本、その他もろもろで軽トラックの荷台に一杯。後ろタイヤが沈み込んで積載オーバーを心配して持っていってくれた。
これはお願いとして、単に捨てるのではなく、古本屋に売ってもらった。オイラの感傷もあり、単に捨てるのは偲び難いため。
これもトータルでちょいプラス。
2階屋根裏から、2階、1階全て業者さんが持ち出し、軽トラックに積んでくれたので、これをひとりで、ブックオフに売るのに比べれば楽であった。