ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

選択してないほうを気にならないくらいに

2018-04-14 22:38:00 | 小説及び小説になりうる原料


人生には分かれ道が大量にある。
でもその大量の分かれ道の中で、人生の方向性を決める大きな分かれ道がある。
「仕事」と書くと一番ピンとくるが、もっと的確に言うと「何を生業にするか?」という書き方になるかもしれない。

人生の没頭してきたことを重点におくか
周りの幸せな顔をみることを糧にするか
お金をとりあえず稼いで趣味に使うか

このライフスタイルの選択だけは両立を許さない。
1つを選んだらしばらくそれで突っ走らざるを得ない不可逆性がある。なぜならしばらく走らないとそれがよかっかどうかも分からないからだ。

そして、しばらく突っ走るのだが、迷いが生じてたびたび足を止めることになる原因はそこら中にある。

それはあなたと違う選択をした無数の同士の存在だ。
その存在は、選択しなかった方の人生を写し出している。
もしかしたら、本当はなりたかった自分かもしれない。
ある道を途中でやめたとしたら、それを極めている達人の姿だ。

我々はそれをみて大いに揺らぐ。

もしかしたらこっちじゃない道だったのかもしれない。

そのモヤモヤの解決方法はあまりない。
1つはやはりスタートに戻る。
1つは満足いくまで今の道を極める。そうすれば、もう一人のなりたかった自分から羨ましがられるかもしれない。

すなわち、すでになりたい自分になっているかもしれない。
もう1つの選択肢をぶっちぎりで抜かせ!
今の道が間違いでないことを証明するために。

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