ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

インプットしすぎて溢れませんか?

2016-07-31 12:33:00 | えらく心が動いたことシリーズ
もともとパフォーマンスが好きで、最近はしばらく沈黙をしている自分。
バリバリやっていた頃も他の人の舞台を見ている最中に、すでに自分だったらどういう風にするかを考えてしまっている自分がいた。
やっぱりインプットした分、自分の表現でアウトプットしたくなる。インプットしたまま過ごすと消化不良になってしまい、身体が重たく感じるのだった。

しかし
年のせい
環境のせい

なんだか理由は分からないけど

最近は
そんなインプットしたまま生活に順応しつつある

それがたまらなく悔しい

自分も表現者であることが
自分の生きる意味だと思っていた

僕は
いま何もしていない

寂しい気持ちのまま過ごしてきたが、ある人の言葉が胸に突き刺さった


「ためる時間も大切だよ。そのたまったものを吐き出すときは必ずくるよ。」


そうか
表現していない今も
表現する糧になっているんだ

自分は自分のまま

きっと今は蓄積のとき
錆びているわけではない

いつかくる大いなるアウトプットのときのために

表現者である自分だけは忘れないようにしよう

今も大事な蓄積のとき

寝ている間に魚が横切る(ねぎ詩)

2016-07-28 17:36:00 | ねぎ詩
僕たちが寝るまで息を潜めている魚の大群

普段は二足歩行で人類が闊歩することが良しとされている街の中を

生命の起こりと言われている海が占める

海藻の代わりに人類が植えた人口の樹木やビル

僕たちの家はすなわち海の底

誰も窓の外を見ない時間・異次元

魚の大群が都会を泳ぐ

昼間は人類が肩と肩をぶつけ合っている人ごみの交差点の上を

スイスイ魚達が横切る
誰に整列しろと言われるわけでもなく
統制がとられた間隔をキープして
色とりどりの魚達が横切る

自ら造った障害物が多すぎて
うまく歩けなくなってしまった人類をせせら笑うように

まだ埋まっていない都会の空中の海を魚達が横切る

海の頃とどっちがいい?

魚達は無邪気に問いかけながら
僕たちの横顔を通り過ぎていった

炎天下の中を飛び出していく頃

2016-07-24 08:39:00 | えらく心が動いたことシリーズ
圧倒的な熱さの中を
迷わず飛び出していく少年達

最終兵器クーラーのスイッチを
迷わず押して安堵する大人達

同じ人だったはずなのに
月日はこんなにも夏への向き合い方を変える

少年は
炎天下の中にこそ
発見や冒険があると感じ
うだる暑さの中を友だちを越えていく

ザリガニ釣り
カブトムシ探し
草野球

涼しい中、一日の終わりのビールを待つ大人達とは逆に
何時間あっても僕たちの一日は足りない

そこら中にポケモンがいるように
そこら中に青春が転がっているはずなのである

それは大人になっても同じことのはずなのに
大人達は見えないふりをする
 
俺達の青春は終わったのだと
涼しい部屋の中で言う

炎天下の中飛び出していく勇気
いつでも思い出せる

誰にでも暑い夏の記憶があるのだから

夏の空と蝉と青春

2016-07-17 18:52:00 | 小説及び小説になりうる原料
夏の思い出といえば
たくさん出てくるけれども

やはりうだるほどの熱さと
嫌になるほどの日差しと
照り返すアスファルトの熱と

どうしようもないほどに
身体中が火照る思い出ばかりだ

海やプールにいくと
皮膚の弱い属性の自分なんかは

黒くならずに
本当の火傷を身体中に負う

もうそれは日焼けなんかという生易しい言葉では済まされない

大怪我である

そして泳ぐことも得意ではない自分はプールや海に行くと
だいたい荷物番を命じられる

思い出していくにつれて
一つの疑問が湧いてくる

あれ?俺、夏嫌いだっけ…?


答えはノー!!

俺、夏、好き!

夏好きです!

こんな断片的な思い出がある


中学のときの夏休み
陸上部の練習に誰も来ない
顧問もいない

1人で
スターティングブロックを設置する

立っているのさえ辛いほど
校庭は茹だっている

家に帰ろうと思えばいつでも帰れる
宿題は終わっているからいつでも遊べる

だけど
僕は校庭に1人

野球部もサッカー部も
今日はいない

学校には日直の先生と俺

蝉がうざいくらいに鳴いている
何匹いるんだかわからない

夏は辛いくらいがちょうどよい
どこまでも広がっている青空目掛けて
僕はスタートを切った


そうか
夏が好きな理由は
よくわからないけど

僕は夏がくる度にあのスタートの続きを走っているんだ


(どうでも)いい子になりたくない

2016-07-13 21:58:00 | えらく心が動いたことシリーズ
思えば学生時代は先生の前では100%いい子を演じて、

影でボロクソに言ってたなぁ

なんだろうか
先生と心が通じ合った経験がなく
先生の点数稼ぎばかりしてた気がする

なんとなく先生が欲しい答えに対して
ちょうど良い答えをあげる

先生が満足する顔をみて
安心する

でも
友達の前では
先生方の悪口を言ったり
いい子キャラというより
男子ウケするキャラだったなぁ

そんな人格が
33年続いてきたけれども

そろそろ
攻めてもいい頃かな

変わらないと一生たぶんこのままだろうから

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