ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

あごを見せられる関係

2017-04-20 10:08:42 | 愛犬「豆之助」の何気ない一言

ヒトは
自分の弱点を人に見せないようにがんばる

でも
自分から波のように弱さを吐露するときもある

ヒトはがんばることを隠しつつ
がんばることをみて欲しいという

弱みを見せられるのはどんな人?
弱みを見せられる人はいますか?

あごを差し出せるような人が
一人でもいたら

ガスが抜けていくように
人生の休憩になるのにな

初めて見せるときは
誰だって怖い
誰だって人より優位に立ちたい
好きな人にも完璧でいたい

完璧じゃなくて、いい。

そう思える人が
ずっと付き合っていく
人生のパートナーになり得るのかもしれない

散った後の桜は

2017-04-16 07:46:08 | ねぎ詩
散るために咲くのか
不本意に散るのかは分からない
桜は
その優美さと豪快さで
一時は空を支配して
歩く者達のの歩みを止める

それまで何事も無く
平穏に暮らせていた街に

桜がなければやっぱりダメだと言わしめる支配力

圧倒的な春の王者、桜。

でも、桜はやがて散る。
散ることを知って咲く。

散るのをみて、人々は自分勝手に「残念だ」と言う。

桜のせいなのか、人々の心のせいなのか
条件反射のように「残念」という。
王者陥落のようにいう。

堂々と咲き誇り
散るときですら人々の心を惑わせる

散り際を知っている
その姿こそ
王に相応しいのではないだろうか

再び
人々が忘れた頃に
この街を支配する

堂々たるふるまい
桜はやっぱり美しい。

自虐は一種の保険なのかもしれない

2017-04-05 21:12:00 | 小説及び小説になりうる原料
春が来た
未熟だった頃の自分もまるごと思い出してしまう桜の季節がきた

初めての通学のとき
胸がどきどきした
何が起こるのか
誰が見ているのか
全くわからない、保険ゼロの状態で新しい世界に飛び込んでいく
装備無しなだけに
あらゆることが刺激物になり、新しい門をくぐった日のことは意外とずっと忘れない

いや、忘れてはならない

こなれてきた僕たちは
慣れた繰り返しのリズムに自虐を加える
去年よりも成長しているはずなのに
去年よりもハードルを下げて望む

誰が何のために

「自分」が「楽」のために

保険をかけていれば
傷つかなくて済む

どうせなら傷つかないほうがいいに決まっている

だけど
たまには思い出してみよう

保険無しで
一発勝負で
新しい世界に飛び込んだ
あのときの君の勇姿を

君はいつでもやれる

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