ねぎ置き場~ひっそり貯えるネタの貯蔵庫~

(自称!)青春系ダンスユニット○~まる~の左。ダンスやったり、表現したがりな三十路が送るブログエンターテイメント

ラインカー

2018-02-25 21:20:00 | ねぎ詩
中学生のときに
校庭にラインを書くときに
ものすごく緊張したのをおぼえている。
もちろん、顧問が体育の先生で曲がると怒られることからの緊張もあるけど、地球に印をつけるってことが何となく大それたことのように感じるという理由の方が強い。

目線は遠く
姿勢はぶれないように
気持ちを落ち着かせて
ゆっくり過ぎず
急ぎ過ぎず

あんまり焦って
足元ばかりみていると
手元が狂って
大きく曲がる

なんだよ人生と同じかよ

と今さらになって気づく

そうなんだよ
地球規模で曲がっているから
再びもとのラインに戻すまでが大変なんだよなぁ

やめないことと続けること

2017-09-18 15:52:00 | ねぎ詩
何がなんでも「やめない」っていう響きの中にはどことなく義務の香りが漂ってくる。

本当はやめなければいけない、もしくはやめたいのに
「やめない」

例えば仕事や学校

初めは希望をもって始めた
◯◯みたいになりたい
◯◯を成し遂げたい

毎日やっていくうちに
そのルーティーンにだけ目がいくようになる

上司がやだ
残業が多い
やりたくない仕事が多い
人間関係が複雑

初めの気持ちを忘れるくらいに
細かい山はたくさんやってくる

いつしか
やりたかったことは目の前のやらされていることに占領されて

なんとか「やめない」でルーティーンを繰り返している毎日

難度も同じ場所をぐるぐる
「やめてもいい」と言われるまでぐるぐる

何回も繰り返すループ
あくびの出るパターン

それを抜け出すきっかけは自分しかもっていない
それを抜け出すためには当初の気持ちを思い出すしかない

なりたい自分に今なろう
待っているだけではパターンにはまるだけ

夢を見失わずに
チャンスを見計らって
自分に必要なことを見極めて
つづけろつづけろつづけろ

そのジャブがいつか
大金星につながるから

やめない=守り
続ける=攻め

いつか攻めに転じない限り
明日も同じ景色を見ることになるだろう

クーラーを味わったら

2017-07-16 20:59:00 | ねぎ詩
クーラーを味わったら
クーラーを消すことの恐ろしさにおびえる

クーラーを味わったら
クーラーを消してもまたすぐに欲しくなる

クーラーを味わったら
部屋の中で汗をかくことが特別になる

クーラーを味わったら
外の温度を知らなくなる

夏に逆に汗をかくためにラーメンを食べたり
扇風機の首降りが戻ってくるのを待ち遠しく感じたり
汗でベタベタになってチューペットが二つに折りにくくなったり
たまに入ってくる自然の風に癒されたり

そんなこと知らないまま過ごしていくことになる

でも
クーラーの味を僕は知ってしまったので
僕は一日中つけています

むしろ
つけたまま
扇風機もつけることもあります
つけたまま
チューペット食べます
つけたまま
ラーメン食べます

それでも美味しいです

もう
クーラーから離れられません

クーラーを味わったら

時間がある人とない人

2017-05-28 08:17:00 | ねぎ詩
時間がないないと言っている人と
時間にゆとりがある人

もともと同じ24時間365日なのに
なんで時間の量が増えたり減ったり

やりたいことの量?
大人になったから?
仕方がないじゃない?

時間がないない
それって気持ちの余裕がないない
いっぱいいっぱいでもうできない

もともとあんなに時間があったのに
生き方は自分で決めてきただけなのに
誰も時間を埋める義務はないのに

時間がないない
時間で決めて動く時間がないない
決められて動く時間でいっぱい

身体が時間に支配されるときを過ごす
自分が自分でいる時間がないない

ベンチに座って空を見上げる時間も
どうでもいい電話を友達とする時間も
コーヒーを飲んで無になる時間も

すべて無駄な時間じゃない

自分で動く時間を大切にしたい
こんな時代だからこそ
意地になってでも
自分の時間を過ごしたい

時間は無限にある
さあ、どう過ごす?


散った後の桜は

2017-04-16 07:46:08 | ねぎ詩
散るために咲くのか
不本意に散るのかは分からない
桜は
その優美さと豪快さで
一時は空を支配して
歩く者達のの歩みを止める

それまで何事も無く
平穏に暮らせていた街に

桜がなければやっぱりダメだと言わしめる支配力

圧倒的な春の王者、桜。

でも、桜はやがて散る。
散ることを知って咲く。

散るのをみて、人々は自分勝手に「残念だ」と言う。

桜のせいなのか、人々の心のせいなのか
条件反射のように「残念」という。
王者陥落のようにいう。

堂々と咲き誇り
散るときですら人々の心を惑わせる

散り際を知っている
その姿こそ
王に相応しいのではないだろうか

再び
人々が忘れた頃に
この街を支配する

堂々たるふるまい
桜はやっぱり美しい。

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