ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

優しさの波紋

2010-08-28 20:02:56 | 【作曲】オリジナルCD
震災のお話を中心に行うコンサートや講演の時には

『はるかのひまわり※』というひまわりの種をお配りしています。


講演コンサートをさせていただいた多くの小中学校福祉施設でも配らせていただき・・・







昨年は遠く離れた宮崎新潟のコンサートでもお配りしました。










その『はるかのひまわり』が今年も素敵な出会いをくれました



※はるかのひまわりとは・・

当時、小学校6年生だったはるかちゃんは阪神淡路大震災で亡くなりました。
はるかちゃんが飼っていたハムスターと、隣の仲良しのオウムに餌として与えていた
ひまわりの種が、亡くなった跡地にはるかちやんの生まれ代わりのように咲き、
その後、「はるかのひまわり」と言い伝えられ、はるかちゃんのお姉さんのいつかさんや
ボランティアの方々によって配られているのですが
私の活動を知って、その大切な種をたくさん送ってくださったのです。



阪神淡路大震災の時に救援活動に来てくださっていた宮崎県の絵本カフェ、

きたのその家』さんで昨年コンサートで配らせていただいたはるかのひまわりが

宮崎県の最南端の串間市で靴屋さんをされている素敵なかたの手に渡り・・

『はるかちゃんが今年も宮崎の南の大地に「笑顔」一杯に訪ねてくれています!』

とあたたかいメッセージと貴重なお写真をいただきました




「はるかのひまわり」を心を込めて大切に育ててくださっていることがわかり

とても感動しました。



そして、先日、新しくできたオリジナルCD『組曲Poco a poco』を購入したいと

Cafe Poco a pocoさんにお問い合わせくださり、

当初、Cafe Poco a pocoさんの店頭での限定販売だった為、

過去のシングルを2枚ご注文くださいました。



まだお会いしたこともないのに私の音楽を聴いていただけてとても嬉しく思い、

宮崎では口蹄疫が大変なころだったので

昨年、天岩戸神社で涙と共に生まれ、祈りを込めて作った曲

一緒にお送りさせていただきました。



後日、毎日毎時にピアノづけの日々で、通勤の車内や、仕事場の店内でも

流して下さっているというとてもあたたかいお便りをいただきました。


そして、他県で遠く離れて頑張っているお嬢さんにも内緒でプレゼントしたいという

素敵な追加注文をいただきました


封筒に書く際、送り主は「父より」と書いて

中にもし良かったら私からのメッセージも入れてあげてほしいとリクエストをいただき、

ドキドキ心を込めてお便りを書いてお送りさせていただきました。



お嬢さんは働いている保育園でもかけてくださっているようで

同僚の先生の中には涙を流しながら感動してくださった方もいらっしゃったらしく、

子供たちのお昼寝の時間にかけるとすぐに眠りにはいり 熟睡してくれて安心できるという

ありがたいお便りをいただきました。


はるかのひまわりを大切に育ててくださっている優しいお父さんのお嬢さんだから

愛情をたっぷり受けて、きっととても素敵な女性なんだと思います

そして、そんな素敵なお嬢さんや感性豊かな先生たちに出会えた子供たちも

また心豊かに育っていくのだろうなと思います



いつかお会いできるといいな



たくさんのあたたかい出会いを運んでくれた天国のはるかちゃん、

そして、ご縁をつないでくださったきたのその家さん、Cafe Poco a pocoさん、

さらにきたのその家さんとの不思議な出会いのきっかけになった箱入り嫁さん・

箱入り嫁さんに出会わせて下さったNさん・・・

さかのぼるときりがなくどこまでも優しい人たちが繋がっていて・・・

音楽のおかげで素敵な方々に出会えて本当にありがたいなぁと思います。



これからも大切な想いを伝えていきたいと思います。

明日もみんなの笑顔が輝きますように