根津美術館へ行ってきました

根津美術館の展示は
『動物礼賛』

もう一つの双羊尊が大英博物館からやってきてました。
双羊尊の形は、世界にこの二つしか出土されていないのですって。

他にも動物がモチーフの工芸品や日本画が並びます。
平日でゆっくり堪能。

しかし、残念なお知らせが…
わたくしの大好きな
帝釈天立像
の展示が終わってしまっていました
常設展示で、いつでも行けば会えると思っていたのに。

で、館内の方にお聞きしましたら、
「観音菩薩立像の修復が済んだので、そちらを展示しています。
今のところ帝釈天立像の次の展示予定は決まっていません」
とのこと。

ガッカリ

もう一つ、長年疑問に思っていたことを聞いてみました。
「お庭にある、あれはなんですか？」

2012年2月13日に根津美術館に行った時の日記
に出てくる
これ


※2012年の様子です。
今年は撮ってくるの忘れました。

これはね、
稲叢ぼっち
っていうんですって。

庭師さんが松の木等に虫除けの稲藁を巻く時、余った藁で作る。
謂わば職人さんの遊び心。
お花の無い冬の間の飾りになる。
お茶室のお庭ではたまに見られる。
根津美術館のお庭にあるのは松と梅。
観音さまを作る庭師さんもいるらしい。

とのことです。

聞いてみてよかったー。
こういうお話大好き。

美術館の方は、名刺入れからこんなメモを取り出してくださいました。

左側は入館券ね。

お問合せが多いので、作られたそうです。

疑問に思ったことは尋ねてみるもんですね。
どうもありがとうございました。

すごく感じよく親切に教えていただいたのに、お名前を伺いませんでした。
失敗。