ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

地獄と煉獄

2017年06月24日 | 教え
質問者:ハイル禅師 地獄と煉獄は どう違うのですか
また神道で言う「天津罪と国津罪」と
どちらが重いのですか?

私:煉獄とはキリスト教圏でよく使われる言葉であり
地獄と意味が変わりませんが 罪の浄化期間を
終えると赦されるという前提があります

天津罪とは主に怠りの罪であり 国津罪とは
騙す・殴る・蹴る・盗む・殺めると言った
人々に迷惑をかける行為を指すが 
どちらが罪が重いのかと言えば
天津罪の怠りの罪が遥かに重いのです

殺人よりも重いのか!と驚かれると思いますが
怠りの罪は 反省しても何も残らないからです

無論 国津罪も悪いのだが 反省すれば 
積み上げて来た実力や実績を世の為に役立てられる
「陽の罪」となり 改心の余地があるのです

つまり神は人間が生前に罪を犯し死後に地獄に落ちても
心から反省して御魂の進歩向上につながれば良いとの
考えなのである

事実本当の善人とは改心御魂が多く 極端な悪事を
行った前世を持つ人が多いのが証拠と言える

一方では現世で怠けて来た人で 己を磨かず 
徳を積まなかった人は 煉獄行きとなり
無意味な重労働を 三百年以上課せられる事になる

他人に迷惑をかけていない「人畜無害」とは言え
怠け癖があり 酒ばかり飲み 精進努力しない人は
霊的に狸の姿になっている人が多く 死後畜生界で
人霊狸に変貌する場合もありますが 御魂を向上
させなかったからである