四季・彩

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番外編:TC-K555ESRの改修 5

2021年12月10日 | Others
元通りに組み立ててコネクターを接続、天板は取り付けずにスイッチON!
「パチッ」(小さな音)。
「え?何の音?ヒューズが飛んだ?」と思ってヒューズを見たら異常無し。
基板から煙も上がってないし、何だったのか分からないまま正面から見たら分かりました。

カウンターが点灯していない・・・。ill○| ̄|_
カウンター故障

外して点検してみたら、外観は壊れていない様ですが、黒く焦げる?部分が白くなってますね・・・電源ONと同時に壊れたって事?コントロール系は何も触ってませんし、異常な電圧が発生しているとも思えないんですけどねぇ・・・寿命が来た?
いきなりドツボにはまる予感がして、ヘッドフォン出力のノイズをチェックしたら、補修前とは違う感じのノイズが出まくっていて「素人修理で症状悪化!」と思って泣きそうになったんですが、音が通る部分のコネクターが一山ずれていただけでした。(Theド素人)

さて、気分を落ち着けて試運転。
試運転

ヘッドフォン出力:直りました!(^o^)
動作ボタンの異常動作:直りました。
DOLBY NR OFFでメーター点灯せず:直りました。
テープカウンター:壊れました。ill○| ̄|_
一通り録音・再生・早送り等々操作してみましたが、異常有りません。リモコン操作も問題無し。何とかまぐれで直ってくれました。
測定器が無いので断定は出来ませんが、DUOREXポンコツ疑惑が益々深まりましたね。

メカ部は素人が触ると、それこそ取り返しが付かない事になりそうなので、今回は大丈夫なものとしてラックにセット、音質をチェックしてみました。
音質チェック

整流ダイオードを交換した当日の評価は参考程度で、テープは古いSONY METALLIC、モニターを切り替えながら試聴しましたが、音が若干ハイ落ちで丸まる感じが有るものの、録再の差はほんの僅かで問題無し。高域の歪み感はもうちょっと改善したいところ。
通電2日目は明らかに音質向上、歪み感減、文句無しの高音質ですが、やっぱりもうちょっと歪み感は減らしたいかな。

電源の整流ダイオード交換が効いて、所謂「ヴィンテージオーディオ」の音では無くなりましたね。A-10IIの場合でもそうですが、よく言われた「低域の迫力が凄い」のは、イコール「高域特性が悪い」だった様で、整流ダイオードを交換して色々対策したら、音色は激変しましたから。異論は有ると思いますが、私はこの音の方が好きですね。ヘッドフォン出力も凄く良い音で聴けていて、「スマホでハイレゾ?それって食べられるの?」って感じです。

それにしても、何でカウンターがプチッと逝ったのか、よく分からない・・・。(ToT)
ともあれ音は良くなったので、追加整備をやる気が出ました。
コメント
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