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四季・彩

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フィルム終了

2012年08月19日 | Camera


1999年5月にEOS&EFレンズに切り替えてから、13年間使い続けたフィルムカメラEOS-1N HSをついに手放しました。ここ1年間は全く使っていなかったので、実働12年間でした。DPとして使っていた機体は、シャッター駆動マグネットの汚れで一度修理に出し、その時は直ったものの1年後くらいに症状再発、11年間使って手放しましたが、HSとして使っていた機体はノートラブルでした。

購入した時の記録を調べてみましたが、NewF-1、T90×2、NewFD20-35mmF3.5L、NewFD28-85mmF4、NewFD80-200mmF4L、NewFD300mmF2.8L、NewFD500mmF4.5Lを売って購入しました。当初超広角ズームはEF20-35mmF3.5-4.5を購入しましたが、描写性能がイマイチで翌年3月にEF17-35mm F2.8Lに買い換え。

買って2週間でEF100-400mm F4.5-5.6L ISの手ブレ補正が「ガコッ」と言う音と共にぶっ壊れたのには呆れました。当時は手ブレ補正が出始めた頃ですから、色々不良もあったとは思いますが、ガッカリでしたね。とは言え、このレンズのおかげで800mmまでシームレスでつながる様になったので、大満足の1本である事には間違いないです。

謎のレンズ曇りで買い換えを余儀なくされたEF28-70mm F2.8Lも色々あって、買って帰ってきたら後玉付近にガラスの破片の様なゴミ、ゴムの切れっ端の様なゴミがあって、清掃&ズームリングを重くしてくれるよう依頼。その年の12月に前玉付近がグラグラするので修理に出したら、「前枠締め付けネジの修理不良」(締め忘れ?)。キヤノンは謝っていたらしいですが、なんだかなーです。

昨年EOS 7Dを購入しましたが、世間では「フィルムの方がまだ良いところもある」と言われていたので、しばらくはEOS-1Nと併用で撮る事を考えていましたが、あれこれ撮ってみてもフィルムで撮る事のアドバンテージが感じられず、EOS 7D購入後は「カメラバッグの肥やし」になってましたが、ついに「押し入れの肥やし」になるに至って手放す事を決意しました。どうせ売るなら去年売っておけば良かったな・・・。

AE-1Program、A-1(モータードライブ付き)、NewF-1(AEファインダー、モータードライブ付き)、T90、EOS-1Nを使ったちょうど20年間でフィルム撮影は終了となりました。考えてみたら、この20年での変化ってすごい・・・。

余談ですが、T90は本当に困ったちゃんでした。高機能には間違いないのですが、やたらでかいミラーショック(しかもミラーアップ機能無し!)で超望遠撮影に四苦八苦して、超望遠ではNewF-1しか使えませんでした。あと、フィルムの巻き戻し音がでかい!結婚式の撮影に使った時には、静まりかえった教会の中に「キュルルルルル~~~ガシャッ!」と言う音がカメラバックに押し込んでも響き渡り、冷や汗が出ました。T90でないとTTL制御のストロボが使えないので、仕方無く使いましたが恥ずかしかった。「やめてぇぇぇぇぇ~!」って叫びたくなりましたよ。

冷蔵庫に転がっている2本のRVP100、カメラも無くなったしどうしよう・・・。