武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

梅雨明けの稽古<7月30日 久里浜幼年部>

2019年07月30日 | 稽古日誌
梅雨が明けたようです。


ところで、、、ここしばらく、このブログへの記事の掲載を怠っておりましたので、今週は頑張って更新していきます。



湿度は幾分かよくなりましたが、照りつける日差しが肌に刺さります。


今日の稽古は、かなり暑さが厳しくなってきたこともあり、夏休みに入った7月末の稽古であり、また、今週末の関東地区の夏季合宿に参加するメンバーもいるため、少々早めに稽古を終えようと考えておりましたが、幼年部から少年部、そして一般部の稽古まで、結局、、、制限時間の目いっぱい、稽古を行いました。

稽古後は汗だくで、私自身が少々脱水症状気味でしたが、みな比較的元気な様子だったのが、良かったですね。



さて、本日の幼年部の稽古からご紹介。


登録しているメンバーの半数ほどの子たちが、春の審査会後に少年部に上がったこともあり、一時的にメンバーが少なくなりましたが、それでも現在の登録は7名。

そしてここ最近、見学や体験希望の子がちらほらと見えていましたが、今のことろ、この7名でがっちりと稽古をしています。



本日は年長さんのお子さん1名が体験参加されました。

近くで他の空手教室に半年ほど通っていたとのことで、ややおとなしめな様子で、なんだかとても緊張気味。

この暑い日でも、この教室らしく、多少の緊張感がある中でも、皆元気よく溌剌とした様子でいつも通りの楽しい稽古を行いました。

稽古途中の整列の際、体験の子の帯がほどけたので、いつも通り本人に話しかけながら帯を直してあげていると、「なんかここ楽しい!」「ここ楽しい!!」と、その子が声を上げます。

さすがにまだ園児で、発言の仕方にもあどけなさが残りますが、最初の緊張感はどこへやら、、、

その子の子供らしさがはっきりと表れてきて、我々の教室では、「よし!」といった様子です。



子供が子供らしくできるのは子供の特権です。

そして子供が子供らしく過ごせる場を提供するのは、大人の役割です。



習い事の稽古中に私語を慎んだり、ピシッとかっこよく形を覚えたり、時には必死な表情を見せながら頑張る姿を見たいと思うのは、どの指導者でも、もちろん保護者の方でも同じことですが、子供が子供らしさを隠してしまうような雰囲気はあまり好ましいものではないと思います。

そのような場では、子供は何も語らなくなり、自分を出さなくなり、結局子供たちにとって「楽しくない」 という場になってしまいます。

自由に遊びをさせているわけではないのに、稽古の合間に、「楽しい!」という声が聞こえてくるのは、そしてその子たちが頑張って稽古に取り組んでくれる事は、道場にとって何よりの財産です。



周りの子たちも、並び方や挨拶の仕方など、細かいところで教え合ってくれていて、実に頼もしい限りです。

それでいて、休憩時間にはピリッとした空気から解放されて、楽し気に互いに戯れている様子は、子供が子供らしく過ごせる場を提供できているという安心感が感じられます。



みなで互いに協力しながら、少しずつ実力を伸ばしていきましょう!







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