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ドイツの鶏卵生産、飼養形態の状況

2010-07-27 06:33:10 | アニマルウェルフェア
おはヨリイ!埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。



昨日送られてきた鶏卵業界誌「鶏鳴新聞」に、国際鶏卵委員会(IEC)の機関誌「IECジャーナル」で掲載された「EU各国の鶏卵生産と貿易の過去、現在、将来」という記事の要約が掲載されていました。
EU域内の鶏卵生産量は2002年から2008年の6年間で16万9000トン(2.4%)減少し、スペインでは13.1%、イギリスでは6.0%、ドイツでは2.8%減少したそうです。
特にドイツは、先駆けて2009年にケージ飼育禁止(エンリッチドケージも含む)を進めてきたが、1年先延ばしして、さらにドイツ独自基準のエンリッチドケージを許可することにしました。こんな状況下なので、ドイツの生産者は、どのシステムに移行すればよいか迷うところですが、EUの大手量販店(どこでしょうね?)が、ドイツ型エンリッチドケージを含む、全てのケージで飼育された鶏卵を扱わないと決めたことで、エンリッチドケージを採用する養鶏家は急減し、飼養形態を平飼いや放し飼いへと変えることになったようです。
結果的に2008年ドイツの採卵用めす飼養羽数は4130万羽で1999年からの9年間で17.6%減少したことになり、国内需要を補うために鶏卵の輸入量は徐々に増えてきています。
また、イギリスやオランダ、オーストラリアの量販店でもケージ卵を扱わない方針を取っているところも増えてきている中で、もしEU指令を履行できない国が現れたさいに、EU評議会でどう対応するか現在のところはっきりしていない。

期限まであと1年と半分...

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