PCが描く奇妙な画像集(数学的万華鏡と生物形態等の世界)

・インタープリタBASICによるフラクタルとカオスの奇妙な画集。

545  Tmaxを変えた場合の軌跡通過点の濃度分布画像(その4)

2014-08-24 08:49:02 | 力学サイクル系離散時間位相平面画像
此の記事の画像の説明及び各パラメーターの説明は記事541参照。

下図は、D=500,L=1,H=0.1の場合のTmax=100とTmax=500の画像であり、濃度表示を以下にしたときの画像の比較である。

位相平面の各座標の軌跡通過数を m としたとき、

色:C=log(m) mod 16

で表示する。その理由については記事543を参照。

m=e^C だから、
C=0(黒)ならば m=e^0.5=1
C=1(青)ならば m=e^0.5~1.5=1~4
C=2(赤)ならば m=e^1.5~2.5=4~12
C=3(橙)ならば m=e^2.5~3.5=12~33
C=4(緑)ならば m=e^3.5~4.5=33~90
C=5(青)ならば m=e^4.5~5.5=90~247
C=6(黄)ならば m=e^5.5~6.5=247~665
C=8(灰)ならば m=e^6.5~8.5=665~4915

となる。但し、m=0 の場合は白としている。

・Tmax=100の場合




上図のlog図から分かるように点(x(t),y(t))の軌跡の分布は整然とした『蜂の巣』状となっていて、軌跡の分布も一様であり、その濃度が最大となるのは『蜂の巣』の内外の『枠』の部分であり、黄色であるからm=247~665であることが分かる。

***
・Tmax=500の場合。



上図のlog図から分かるように点(x(t),y(t))の軌跡の分布は整然とした『蜂の巣』状となっていて、軌跡の分布も一様であり、その濃度が最大となるのは『蜂の巣』の外側の菱形状の『枠』部分であり、灰色であるからm=665~4915であることが分かる






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