PCが描く奇妙な画像集(数学的万華鏡と生物形態等の世界)

・インタープリタBASICによるフラクタルとカオスの奇妙な画集。

571 関数をf(x)=sin{x+sinh(x)}の場合の軌跡の濃度画像

2014-08-27 08:04:57 | 力学サイクル系離散時間位相平面画像
今回画像の関数は、f(x)=sin{x+sinh(x)} とする。注:ハイパボリック・サインであることに注意。画像の構造は今迄の使用した関数とは全く違ってしまう。

このような力学サイクル系離散時間位相平面について解説は記事541を参照。ここで記事541の(3)式で、sin(ρx)を sinh(x) に変えた。その理由は特になく、このようにしたら画像はどうなるか?という興味だけである。

画像の各パラメータは記事541と変えていない。

また今迄どおり画像は以下の(a)(b)の2種類のものを使用した。即ち、位相平面の各座標の軌跡通過数を m としたとき、

(a)色:C=log(m) mod 16

log表示により位相平面の軌跡濃度が単純化され
濃度構造が分かり易くなる。

m=e^C だから、
C=0(黒)ならば m=e^0.5=1
C=1(青)ならば m=e^0.5~1.5=1~4
C=2(赤)ならば m=e^1.5~2.5=4~12
C=3(橙)ならば m=e^2.5~3.5=12~33
C=4(緑)ならば m=e^3.5~4.5=33~90
C=5(青)ならば m=e^4.5~5.5=90~247
C=6(黄)ならば m=e^5.5~6.5=247~665
C=8(灰)ならば m=e^6.5~8.5=665~4915
となる。但し、m=0 の場合は白としている。

(b)色:C=m mod 16

m の直接な値が分かるが、濃度構造が複雑な場合、画像が混濁してしまい、構造が分かりにくくなる。

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