趣味と写真機  

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美作方面に行ってみました

2007-08-23 | お出かけ
 盆明けには本業の仕事がたまってしまい、ブログも更新できていませんでした。
8月15日、盆休み最後なので、夫婦で温泉に行くことにしました。もちろん日帰りです。
AM10:10自宅を出発、備前市~和気~佐伯~湯郷まで大変スムースに移動できました、昼食前に、母の郷里「柵原町」を通ってみることにしました。湯郷から西に向かうと県道脇に、堂々とした巨木が見えてきます。車から降りて写真を撮ってみましたが、説明書きには「樹齢600年以上 目通り7.3M 高さ15M ニレ科ムクノキ」と書かれています。「長内のムクノキ」と呼ばれ天然記念物に指定されています。この種の木としては県下でも最大級の木だと思います。後醍醐天皇が隠岐に遷幸されるときにここで食事をされ、そのとき使った箸が大きく育ったと言われているそうです。真実であれば樹齢700年の古木となります。この木の特徴は写真でもわかるように太い幹の力強い模様です。近くで見ると本当に生命力がみなぎっていて、力をもらった気になります。



そこからさらに西に進むと、峠を越えたところが「柵原町藤田下」です。ここにあった「旧南和気小学校」はリニューアルされ現在は農村型リゾート施設「南和気荘」となっていて夏休みは家族連れで賑わうようです。私の母は82年前の卒業生ですので今見ると懐かしいと思います。現在94歳の高齢ですので、今回は同行できませんでした。ここから1Kmほど西に坂を上っていくと母の実家です。そこから100mほど進んだ道路脇に、戦国時代に立てられたといわれている立派な「五輪塔」があります。このすぐ南の山は「城山」と呼ばれており、戦国時代には戦があったと伝えられています。そのときの戦死者を供養するために建立されたのかも知れません。地元では、戦国武将の墓だと言われているようです。



このすぐ上にある祖父母の墓参りを済ませ、その後湯郷まで引き返しました。
温泉街の中央にあるホテル「POPPY SPRINGS Resort & Spa」で昼食です。今までの湯郷温泉の旅館のイメージとはまったく違い、若者や女性向きに作られた、カリフォルニアミッションスタイルの人気ホテルです。その中では食事も楽しめます。今回は昼食ですのでパスタのセットを食べましたが、ひんやりとしたパスタは印象的で、パンやサラダ、デザートも一度食べてみる価値はありますよ。隣の席では女性グループがバースデーケーキをサービスしてもらって大喜びでした。あとでパンフレットを見ると誕生日に行くとケーキをサービスでつけてくれるそうです。



今日の目的は、温泉に入ることです。すぐ隣に「湯郷鷺湯温泉館」がありますが、食事をしたばかりで、すこしドライブすることにしました。東粟倉方面に向かって進むと途中の、作東町や大原町にも温泉施設ができていますが、「東粟倉 愛の村温泉 ゆらりあ」に行くことにしました。ここの施設も大変充実していて、夏休み家族で訪れて楽しめるようです。入浴料金はこの時期特別料金で二人で¥1000ですので、嬉しくなります。人も少なく、露天風呂やサウナも貸切状態でくつろぐ事ができました。



ここの露天風呂は屋外の景色がよく見え最高の雰囲気が味わえます。標高1345mの「後山」山麓に位置し、建物の2階が温泉ですので、眼下に雄大な景色が一望できます。正面の日名倉山の山麓には「ベルピール自然公園」の「リュバンベールの鐘」(写真の白い建物)もよく見えます。共働きで仕事のストレスも溜まっていましたが新鮮な空気を吸ってリフレッシュできました。



PM4:10東粟倉を後にし、帰路につきました。同じ道を帰りましたが、佐伯町からは熊山方面にでて吉井川沿いを下りました。数年こちらには行ってなかったのですが、兵庫県佐用方面からの道路も工事が進み開通すれば関西方面からは大変便利になります。岡山市内から県北東部に直結する道路の整備は残念ですが大変遅れています。

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