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三徳山三佛寺(鳥取県東伯郡三朝町)に行ってきました。

2007-11-11 | お出かけ
 ちょうど去年の11月に「三徳山三佛寺」を初めて訪れましたが、前日の雨で「国宝 投入堂」まで行くことができず残念な思いで帰りました。そのときの様子はこのブログで紹介しました。
今年こそ「国宝 投入堂」を見てみたいと思い、自宅を11/10 AM8:30に出発、瀬戸~山陽町~金川でR53に合流~院庄まで進み、人形峠~三朝温泉を抜け現地到着はAM11:30でした。
駐車場はすでに沢山のマイカーや観光バスで混雑していました。
早速入山の準備をし、カメラ機材をリュックに詰めて出発しました。



入り口で拝観料¥400を払って、奥に進み、本堂(改修工事中)の裏手にある、登山事務所で「投入堂」までの入山手続きをします。
登山者名簿に記帳してさらに¥200を収めます。輪袈裟を貸していただきそれをたすきにかけて入山します。
靴のチェックは必ずされます。
滑りやすく大変危険なため、できれば登山靴のような底のしっかりしたものが必要です。去年ここに来たときに、皆さん登山の装備で来られていましたので、今回は準備をしてくることができました。修行の場ですので修験道の方は素足に藁草履を履いて登ります。

いきなり道のない最初の斜面です。思った以上に険しく、たいていの人はここで不安になってしまうと思います。大変急な斜面を木の根っこに足をかけて登っていきます。



さらに進むと、「文殊堂(国重文)」が見えてきます。そこは鎖につかまりながら岩を登ります。



さらに登っていくと「地蔵堂(国重文)」にたどり着きますが、ここも垂直に近い斜面をよじ登って行きます。



ちょっと休憩をして、さらに進むと「鐘楼堂(県文)」が岩場に見えてきます。



「納経堂(国重文)」と手前の「観音堂(県文)」の脇を抜けさらに進みます。 



やっと「国宝 奥の院 投入堂」にたどり着きました。40分近くかかってしまいましたが、汗をぬぐいながら登ってきた甲斐がありました。
急な斜面に、作られたものですが、本当に難工事だったと思います。2006年に修復されたばかりで、美しい姿が印象的です。



望遠レンズに換えてアップで撮影してみました。左に大きなスズメバチの巣が確認できます。



拝観はこの場所までですのでこれ以上は近くによることはできません。
少し斜面を登って、水平の位置から写してみました。手前は「不動堂」



前面の山はすでに紅葉が始まっています。



「国宝 奥の院 投入堂」前面は断崖になっていて、近づくための道はありませんが、お堂に登るには相当の装備と覚悟が必要なようです。一般の方は入ることは許されていません。
舞台造りと呼ばれていて、優美な姿が印象的です。
慶雲3年(706)、役(えん)の行者が法力で岩屋に投入れたと伝わっているところから「投入堂」と呼ばれるようになったそうです。
冬の時期(12月~3月)は一般の方の入山はできなくなりますので、出かける前に確認していくことをお勧めします。体力に自信のない方は、注意が必要です、想像以上に険しいと思いますが、最初の斜面をクリアできれば後は何とかなると思いました。実際、帰りの下り斜面で私は右足を滑らせてしまって尻餅をついてしまいましたが怪我はありませんでした。


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