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「福力荒神社」に寄ってみました

2008-01-18 | お出かけ
 津山市福力にある「福力荒神社」に寄ってみました。
地元の新聞や、ニュースで名前はよく聞いていましたが、行ったことはありませんでした。
場所はJR姫新線「美作大崎駅」のすぐ北側に位置し、周りには民家もあります。
昔から、まむし除けと安産の神様として知られ、大祭の日にお参りすれば、まむしの災いからのがれられるといわれています。毎年、旧正月1日~3日に開催されます。



鳥居と狛犬は近年改修されているようです。



今年の大祭は2月7日~9日に開催されるようです。露店も並び、各地から沢山の人出で賑わいます。3日間で12万人の善男善女も押しかけるそうですので、お驚きます。



正面には拝殿があり一般の神社と同様の配置になっています。右手に社務所がありますが、行事が無いときには誰もいないようです。





本殿を左右両側から軒下がよくわかるように露出オーバーぎみに写してみました。
近年建替えられているようですが、細工も丁寧で、小ぶりですが大変立派なものです。



「金刀比羅宮」と書かれた社は左手に祭られています。



中央には「天満宮」が祭られています。



右手には「龍王宮」が祭られています。

津山藩主、森忠正の息女が慶長15年5月に難産になり、福力神社に参り、森長継を出産したことから、安産の神様といわれるようになった。

森忠正の家臣、山口彦右衛門がマムシにかまれ、福力神社に参り治ったことから、マムシよけの神様といわれるようになった。

この記述は『岡山県大百科事典 下巻』福力荒神の項に書かれている部分を抜粋させていただ来ました。

この二つの伝説は江戸初期からあったと書かれています。

大祭の日に訪れないとご利益がないかもしれませんが、いろいろな風習や地域独特の文化を大切にすることは大変意義のあることですね。

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