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いろいろなカメラ用雲台やアクセサリー

2007-05-24 | カメラ
 前回は三脚を中心に紹介しましたが、今回は雲台を紹介します。
最初の写真はマンフロット「#400」ギヤーヘッド雲台です。この雲台は大型カメラなどを乗せてから角度を微調整できますので便利なものです。ハンドルを廻してギヤを駆動するため少しだけ動かすことが容易にできます。特に日の出の太陽を写すときに、太陽が上り始めてから、予想の位置と違ったり、良いフレーミングの場所まで急遽三脚ごと移動しあわてて水平を出そうとしてもなかなかしっかり固定できずにあわてることがあります。特に超望遠撮影など場合、通常の雲台では、フレーミングをして、ぎゅっと締め付けると位置がずれてしまうことが多く、手間取っているうちにシャッターチャンスを逃してしまうことになります。その点、このギヤーヘッドはすぐに修正ができるため、一度使うと手放せません。
一度水平を決めて、鳥などを写すときは、ビデオヘッドなどのほうがすばやく移動できます。高さの異なるベースが3種類附属していますので、用途によって選べます。回転ハンドルが廻しにくくなるので、一番背の高いベースを組み合わせて使うこともできます。

この雲台はリンホフの「レベリングヘッド」です。10年くらい前の機種ですがあまり見かけません。上部のカメラを乗せる部分の直径は72mmくらいありますので、数キロの荷重にも十分耐えることができます。昔は8mmフィルムカメラなどの撮影で、水平が簡単に出せるためこの雲台が重宝されていたようです。ビューカメラなどにも利用価値があるようですが、1台持っておくと便利です。この雲台の初期型はもっと直径が大きなタイプもありますが、ほとんど見かけない貴重なものです。



3枚目の雲台は「GITZO G1377M」です。他社のボールヘッドとは少し形が違いますが、大きくて重いのが欠点です。しかしよくグリップするため、屋外にはよくもって行きます。ただ最近のGITZOの製品には昔の滑らかさはなくなってしまったのが少し残念です。国産のボールヘッドの方が仕上げ精度もよく、滑らかです。緩んでカクンとカメラが御辞儀しないように、わざとボールの仕上げを荒くしているのかもしれませんね。



4枚目の写真は「GITZO G1576」センターオフセット雲台です。前回のブログにも登場しました。GITZO独特の形状ですが、このシリーズの小型タイプのものはカメラを載せるプレート部分が変形し水平でないものが多く、中古品購入時には注意が必要です。材質の強度に問題があるのでしょうか、マグネシュームを使っていますがどの部分に使っているのか興味があります。過去のシリーズの雲台も変形しているものが見受けられます。この5型用は耐荷重10Kgとなっていますので4*5でも十分対応できます。



 下の写真は、ハッセル用のクイックシューアダプターです。通常は右側の小型タイプが一般的ですが、暗いところなどですばやくカメラをセットするときには、左側の大型が重宝します。ガイド部分が長いのでハッセルなどの本体をじかに載せる場合は、安心感があります。上のアダプターはハッセル以外の通常のカメラを取り付けるためのアダプターで、先にカメラに取り付けておけば、すぐにクイックシューにセットでき便利です。この製品は純正品ではないようです。最近はこれより薄型でアルミ合金製の物が市販されているようです。



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