譜面が読めない。

ギタリストの水村なおや です。

最近、譜面が読めない人が多いですね。
長年ギターを弾いている人でも、かなり見かけます。
特に、クラシック・ギターを弾いている人に多く見かけます。

上級の難しい曲を弾けると余計に勘違いします。
本人は譜面が読めると思い込んでいますが、

それには幾つか理由があります。

一つは、クラシック・ギタリストは曲を覚えて弾くからである。
(初見で演奏するものではないから)
普通は移調して弾くものではないから、簡単なメロディーでも
移調の訓練をしていません。

「これは、クラシック・ピアニストにも言えます」

それと、開放弦を使うので応用が効かせにくい。
上級曲になってもシャープやフラットが沢山つく曲が少ない。

これは、ギターに限らずシャープやフラットが沢山つくと楽器が鳴らないからである。
ピアノでも、黒鍵ばかりの曲はピアノがなりません。
その曲にふさわしいKeyは一つだけしかない。いくら十二平均律でも。

Key of G♭なんてクラシックギター曲では、ほとんど見かけない。
「曲中に一時転調では出てきますが」
ポピュラー曲では、当り前のように出てきます。

ポジションでスケールを覚えていない。
こういう訓練がされてないので、簡単なメロディーでもeny keyで演奏できないのです。

これらを克服するにはギタリストは、コードとコード進行と各ポジションのスケールを
学ばなければなりません。

あんなに難しい曲を弾けるのに、どうして夕焼け小焼けが、
「すぐにKeyを変えられないの」となってしまいます。

ミズムラ音楽教室 電話09023076404

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