今日は先日注文した書物が送られてきた。2冊ともなかなかの良書だ。
こうやってたまに良書にあたるから、やめられない。(笑)
「ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲 」は
もう少し曲数が欲しかったけど
何しろコード・ネームが大きくてみやすい、最近自分の視力が落ちたから、
小さいとそれだけで嫌になる。文字が小さいと「かな」は良いが「漢字」は画数が多いと
ぜんぜん読めません、トホホ・・・・
「大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える! 」も
なかなかの良書です。実はこの本の購入の要因は、Amazonのカスタマーレビューだ
このカスタマーレビューは購入者が勝手に評価記事を書くが、それを読んでいて
面白かったので、この本を買う動機になったのだ。
ある人は、この本の間違えを指摘して批判してレビューを書いているが
ある人はその批判レビューに対してまた批判コメントしている。何とも笑える。
それを書いている僕も笑えるかなあ。あまりにもレベルの低い話だからだ。
まあ、最初に批判レビューを書いた人が勘違いして間違えているのだが、
僕にとっては、目新しいものはなかったが、良書である
この本の面白いところはジャズ理論と聴音・ソルフェージュをリンクさせて
CDを使用して訓練するところです。この種の本の中ではベストである。
欲を言えば1オクターブ下で良いから、著者本人に歌って欲しかった、
より説得力が増す。「僕の本でこんなふうになれますよ」ってね。
但し、音楽の教育を受けたことの無い人は読みこなせないと思う。
増してやコードを5つや6つ知っている程度では手も足もでない。
口が出るだけか(笑)
それは、本の半分は只の楽典だ、著者は読者に分かり易くする為に話し言葉で書いているが
それが、余分な文章がある為に、かえって分かり難くなる。
ミュージシャンのお金の数え方などは、音感には関係ないこと、
音感のトレーニングの本だから、それだけに焦点を当てた方が無駄無く分かり易かったのでは
本中に出てくる新型移動ドは別に新型ではない、トニック・ソルファー法や
コダーイ・システムを詳しく調べればシラブルが違うだけで、ちょっと新型とは言い難い。
真面目に勉強しているプロのミュージシャンだったら皆知っていること。
しかし、このての本を書くのは本当に大変です。ご苦労様と言いたい。
この内容量で1,900円とはタダみたいなものだ。誰にも習っていない
初心者は多いに買って勉強した方が良い。