♬横浜市・磯子区の"ミズムラ音楽教室"♫

JR根岸駅前のギター教室・マンドリン教室・ヴォーカル教室
基礎から個人レッスンで学べる、大人のための音楽教室です。

和音の転回(マンドリンの生徒のために)ミズムラ音楽教室

2016年03月30日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

三和音については、良く解ったと思います。
今日はその三和音の転回です。

簡単に言ってしまうと、一番下の音が大事です。

一番下の音によって転回形の名称が異なります。

Root(1st.)が下にある時が基本形(Root Position)と言う。
3rd.が下にある時が第一転回(1st.Inversion)
5th.が下にある時が第二転回(2nd.Inversion)と言う。

もし三和音ではなく7の和音(7th コード)だったら、もう一回、転回形があって
第三転回(3rd.Inversion)と言う。つまり7thが一番下に来ている時だ。

更にクラシックの世界では、最低音だけではなくその上の音の配列によって名称が緻密になります。

第一転回形は音程が下から数えて3度と6度の関係になっているのでサブロクの和音と言う。
第二転回形は下から数えて4度と6度の関係になっているのでシロクの和音という。

ミズムラ音楽教室 電話09023076404

取材 ミズムラ音楽教室

2016年03月27日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

昨日は神戸大学大学院からフラメンコ・ギターの取材で
山村磨喜子さんが、僕の教室にみえました。

ご本人もフラメンコ・ギタリストで初めてお会いしましたが、
とても感じの良い丁寧で緻密な取材をされていました。

日本のフラメンコ・ギターの第一人者である勝田保世先生について論文を書いているとのことで
その最後の弟子である僕に取材である。

しかし、僕にとっても40年前の話であるから、記憶を辿るのが大変でした。
お話をしている間に、少しずつ思い出してきましたが、(笑)
忘れたり、思い出せないこともかなりありました。

もちろんオフレコもあります。





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和音2(マンドリンの生徒のために) ミズムラ音楽教室

2016年03月22日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

先ずは、三和音(Triadトライアード)です。

三和音とは3度ずつ重ねた、だんごのようになったものを原形として(転回形)も含め
3声で出来ています。

それでは4声は四和音って言うかといえば、そうは言わない。
7の和音と言う。4声和音とは言う。

しかし、ドミソ、ドミソ、ドミソと同じ音がいくらあっても三和音である。


三和音は4種類ある。

4種類しかありません。

1,長三和音 2,短三和音 3,減三和音 4,増三和音である。



一つ一つ見て行きましょう。
先ずは長三和音です。

下の音程が長3度
その上に短3度が乗っている。
そして、下から上までが完全5度である。

これが、長三和音である。(Major triad chord)
下から
Root(根音)
3rd(第三音)
5th(第五音)と言う。

短三和音は

下の音程が短3度
その上に長3度が乗っている。
そして、下から上までが完全5度である。

今仮に、兄弟で兄の方が背が高いとしょう。
長三和音は兄の上に弟が乗っている状態だ。
短三和音は弟の上に兄が乗っている状態です。
トータルでは、どっちが上だろうが同じ完全5度である。

ここで音程の理解度が100%ではない人は、これ以上進まずに音程をやり直した方が良い。
音程が100%の人だけ進みましょう。

そして、減3和音は下も上も弟、すなわち短3度の上に短3度です。
下から上までは減5度です。

増三和音は、下も上も兄、つまり長3度の上に長3度です。
トータルでは増5度です。

そして
長三和音のことをMajor triad chord

短三和音のことをminor triad chord

減三和音のことをdiminished triad chord

増三和音のことをAugmented triad chordと言う。


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和音1 (マンドリンの生徒のために) ミズムラ音楽教室

2016年03月22日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

今日は午前中はマンドリンのお嬢さん、
午後からはずっとギターの生徒さんでした。


今日は和音のお話です。

下記の音符のように下の音から声を出して言ってみましょう。

ドミソ、レファラ、ミソシ、ファラド、ソシレ、ラドミ、シレファ、ドミソ、

先ず、これをお題目のように唱えましょう。
なんどもなんども、電車に乗っていても

簡単だけれどとても大事です。

今日はこれだけ。



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空腹

2016年03月16日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

今日は、初めにクラッシック・ギターの生徒さん、
トレモロの練習です。

続いて、フォーク・ギターの生徒さん、20代女性看護士さん
音楽理論とデュエット・ギターとヴォーカルです。
今日は365日の紙風船をやりました。(笑)

続いてヴォーカルの生徒さん、





最後はジャズ・ギターの生徒さん。
一つのフレーズをエニーキーで弾く練習です。
取り敢えず、Key Cを KeyFとKey Bbに移調して弾いてみよう。

かなりのフレーズがストックできましたね。

生徒さんいっぱいで
食事をする時間がなくて、お腹が空いた。

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音程5(マンドリンの生徒のために)  磯子区のミズムラ音楽教

2016年03月15日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

前回で単音程は理解できたと思います。
あやしい方は先に進まず、音程の記事を読み返してほしい。
先へ進んでも解らなくなるだけです。

ここからは、単音程が理解できた人のみ進みましょう。

今日は複音程の話です。
複音程は9度以上の音程です。

表現は2種類あります。

例えば下第一線のCと第四線のDの場合

① 1オクターブと2度
② 9度

この二つの答え方があるが、でもまだ正確ではない。
正しくは

① 1オクターブと長2度
② 長9度

先に①の答え方をして、その後②の答をします。
それは、①の1オクターブと長2度の長をいただいて
②の長9度とするからです。

これで単音程が大事か解るでしょう。
単音程が解らないと、長9度が出てこないのです。

さあ、ここで問題です。
次の音程を二種類の言い方で答えよ。



これが、わかれば複音程はおしまいです。
先に①の方からね。










































①の答えは

1オクターブと短6度です。
故に②の答えは?





























短13度です。

これ以外の答えが返ってきたら、その人は音程を知らないということです。

普通②の答え方は13度まで、それ以上は①の答え方でします。

注意、こんな考え方をしないように、
1オクターブは8度だ。
それに単音程の短6度を足すと8+6=14

短14度だ!!「オクターブのところを二回数えているからです」No Good
だいたい②の答え方は13度までと言いました。

正解
① 1オクターブと短6度

短6度の短をいただいて
② 短13度

ポピュラー音楽では♭13と言う。



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音程4(マンドリンの生徒のために)  磯子区のミズムラ音楽教室

2016年03月10日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

今日は、音程の転回について話します。

似ている言葉に和音の転回というのがあるが、
音程の転回とは別物です。

音程の転回は、まず単音程のみです。
1度から8度までです。

例えば、ある単音程があったとして、そのどちらか片方のみオクターブ移動させます。
上の音だったら下へ、下の音だったら上へ、オクターブ移動させます。

これが音程の転回です。

覚えておくと大変便利です。
これらの転回をよく見ると、すべてに共通しているところがあります。

何でしょう?

それは、二つの数字を足すと9になることです。
3+6=9
5+4=9
7+2=9
8+1=9

そして、完全音程は完全音程、
長は短、短は長
増は減、減は増
重増は重減に音程が変化します。

さあ質問です。
長2度が転回すると何度ですか?

↓ 












































短7度です。
出来なかったら、読み直しです。

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音程3(マンドリンの生徒のために)  磯子区のミズムラ音楽教

2016年03月06日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

今日のレッスンは長短の音程のレッスンです。

先ず、6度と7度です。
6度は5度より広く感じる線と間、
7度は5度より広く感じる、間と間または線と線でしたね。
思い出しましたか?


6度と7度は、半音が1個あれば長6度、長7度です。
そこから、更に半音ずつ広がってゆけば増6度、重増6度に、
増7度、重増7度になります。

逆には、長6度、長7度は半音狭くなると減音程になるのではなく、
短音程になり更に半音狭くなると減になります。
長6度が半音狭くなると短6度に、更に半音狭くなると減6度、重減6度になります。

3度音程は、半音がない場合が長3度、1個あると短3度である。
2度は半音が短2度で全音が長2である。

そこから、半音ずつ図のように変わって行く。


続きは明日またね。

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音程2(マンドリンの生徒のために)  磯子区のミズムラ音楽教室

2016年03月03日 | Weblog
ギタリストの水村なおやです。

音程の続きです。
先ず下記の図を頭に叩き込みましょう。

単音程は1度から8度までありますが、
単音程には二つの道(コース)があります。

完全コースと長短コースです。

1,8,4,5度は完全コースです。

2.3.6,7度は長短コースです。

先ずは完全コースから説明しましょう。

完全系は1,4,5,8度で各々半音ずつ音程が変化して行きます。
コースが違うので、間違っても完全2度や完全6度、長5度や短8度なんて言葉はありません。
完全という言葉がついたら必ず完全1度、完全4度、完全5度、完全8度しかありません。

反対に長、短が付けば、短2度、長2度、短3度、長3度、短6度、長6度、短7度、長7度しかありません。

それでは先ずは完全1度から
完全1度だけは例外で、増はあるが減はありえません。
(どちらかが♯しようが♭しようが結果は離れて広がるからです)

続いて完全8度、これも1オクターブ違う同じ音です。数える必要もありませんね。

完全4度は学校では、全音2個と半音1個分の幅
完全5度は、全音3個と半音1個分の幅と説明して教えますが、
水村式は、全音は数えません。

先日のブログで説明した通り、4度も5度もチラっと見ただけで取り敢えず何度かわかりますから、
後は、完全4度あるいは完全5度になっているか確かめれば良いのです。
4度、5度の場合は、半音が1個入っていれば完全です。

半音が2個入っていれば、幅は当然狭くなるので減になります。
半音+半音は全音ですから半音が2個あったら、半音が0個と同じです。


長短については、また明日ね。

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