蓮田市の県道バイパス工事での中世武士の館跡を発掘調査(新井堀の内遺跡)をしている、県埋蔵文化財調査事業団が昨年(12月25日)大甕に入っている埋蔵銭を発掘しました。中世の埋蔵銭としては最大級(約26,000枚)の埋蔵量から話題と成り今回特別公開されたので見学してきました。(3/14~18日)
場所は大宮台地東側の白岡・黒浜支台に位置する遺跡で、中世の館跡の遺構が発見されています。今回の大甕も地中2mあまりの地中から緑泥片岩製の丸い蓋が乗せられており、埋められた当時そのままの状態で出土しました。
(発掘場所の略図と解説)
(掘り出された常滑製の大甕は16世紀ごろの物)
戦国時代の館の主は、岩附城主太田資正(すけまさ)の家臣野口多門であったと伝わっている。
(1貫100枚づつに結ばれた古銭)
墨で書かれた木簡(縦7.5cm、横7.9cm)で判明した文字から260貫?とすると、総枚数は2万6千枚となります。(この手の埋蔵銭としては国内でも最大級の量と推定されます)
(甕の中に木簡が納められていました)
古銭の状態も良く現在は上部の物だけしか判明していないが、今後全ての古銭の調査がされればその量や価値が判明されるものと思われます。
(展示会場の埼玉県埋文事業団)
場所は大宮台地東側の白岡・黒浜支台に位置する遺跡で、中世の館跡の遺構が発見されています。今回の大甕も地中2mあまりの地中から緑泥片岩製の丸い蓋が乗せられており、埋められた当時そのままの状態で出土しました。
(発掘場所の略図と解説)
(掘り出された常滑製の大甕は16世紀ごろの物)
戦国時代の館の主は、岩附城主太田資正(すけまさ)の家臣野口多門であったと伝わっている。
(1貫100枚づつに結ばれた古銭)
墨で書かれた木簡(縦7.5cm、横7.9cm)で判明した文字から260貫?とすると、総枚数は2万6千枚となります。(この手の埋蔵銭としては国内でも最大級の量と推定されます)
(甕の中に木簡が納められていました)
古銭の状態も良く現在は上部の物だけしか判明していないが、今後全ての古銭の調査がされればその量や価値が判明されるものと思われます。
(展示会場の埼玉県埋文事業団)
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