ホリコは今…

見たり、聞いたり、感じたり、そんなものを何かに綴って残したい、そう思うこの頃です。

「かっぱ橋の由来」に感動?

2016-02-09 02:14:18 | 日記
S・Yさんから
    今日は年頭早々のお願いメールです。
    2年間の東京勤務を終えて4月に松山に帰られる女性がいらっしゃいます。
    その方を“直子さんガイドの下町散策”で送り出したいのです。
    帰松されると知って、最期に思い出に残る企画は何かしら?
    と考えたらやっぱり直子さんガイドでした・・・・・
    ご都合がよろしい日にお願い出来ないでしょうか?
    どうぞよろしくお願い致します。


 光栄にも
 帰松される方への 東京の想いでにと
 下町・浅草ガイドが選ばれました。

 時、はからずも
 春節休み・爆買いの旅行客で満杯状態
 人波を縫うように まずは観音様に参拝
 さてその後は
 「かっぱ橋」道具街を横切って
 かっぱ寺の「曹源寺」へ
 河童大明神が祀られ
 夫婦(?)河童の石造には
 新鮮なキュウリが供えられている

 道具街に戻ると
 黄金の「かっぱ河太郎」の銅像が目につく
 その説明板には
 かっぱ橋の由来が記させている
 
    隅田川の河童たちが排水工事を手伝ったという説の他に
    もう一つの説は
    今の金竜小学校あたりにあった
    伊予新谷の城主、加藤家下屋敷に住む侍や足軽が
    内職に作った雨合羽を近くの橋で乾かしたことで
    「合羽橋」と呼ばれるようになった

 伊予出身の仲間には
 このもう一つの説に感動したようだが…
 やはり
 河童が手伝ったのでとの説のほうが
 ロマンがあるかな?

 続いて
 全国を測量して歩いて作った日本地図の生みの親「伊能忠敬」
 その天文学の師の「高橋至時」
 文人画家の「谷文晁」
 そして江戸初期の町奴「幡随院長兵衛」
 などの墓地がある源空寺

 散策の最後は
 世界でも有名な「葛飾北斎」の墓地がある誓教寺
 墓石に刻まれている 辞世の句
  「人魂で 行く気散じゃ 夏野原」
   (人魂になって 夏の原っぱにでも気晴らしにでかけようか)

 最後はやはり飲み会です
 すっかりお馴染み(?)になった
 「積丹食堂」
 北海道の海の幸をたっぷりいただきました。

 こんな機会をつくってくれたS・Yさん
 写真を撮ってくださったY・Kさん
 ありがとうございました。